イランという国で
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2008年 05月 10日 |
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 気分がすっきりしないときは空を見上げてみよう

 夏は雲一つない青空が多いけれど

 春は雲が空に様々な表情を与えてくれる

 流れていく雲をぼんやり眺めていると

 ずいぶんと気分が良くなっているから不思議
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by sarasayajp | 2008-05-10 10:36 | いろいろ |
2008年 04月 25日 |
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 赤い土のでこぼこ道
 緑に囲まれた村
 青い空を流れていく白い雲
 むき出しの岩山
 谷から聞こえてくる羊の鈴の音

 調査ってどんなところへ行っているんですか?という質問がありました。
 調査の対象が農村にあることが多いので、農村部へ行くことが多いのです。昨年から今年にかけては平野部よりも山間部へ行くことが多く、また、調査対象が村からさらに山の中へ入ったところにあることも多いため、自動車では行けず、気がつくと山歩きになっていることが多いです。だから自然と山の中の話が多くなってしまいます。

 日本では農村部の高齢化、過疎化が問題になっていますが、若者の国イランでも農村部は似たような状況です。
 仕事を求めて、進学のため、若い人たちは町に出て行ってしまい、農村にはお年寄りだけが残っているという状況です。
 幹線道路はアスファルトの立派なものが通っているのですが、山間部はまだ未舗装の道路も多く、隣の村へ行くのに一時間はかかるというところもあります。また、いくつかの村ごとに一つ、保健所が設けられていて定期的に医師グループが巡回してきますが、常駐しているのは保健師だけなので急な病気には対応できません。以前訪れた村で、「冬は誰かが死んだとしても、墓を掘ることができないのが困るよねえ」という発言に驚かされたこともあります。

 都市部への異常な人口の集中は様々な弊害をもたらしています。
 日本も人口の一割以上が東京に集中しているそうですが、イランでもテヘランへの人口の集中は日本以上のものがあるようです。地方の振興というのが難しいのは分かるのですが、なんとかならんもんかなあとなんだか悩んでしまいます。
 大統領閣下には、潤沢な石油収入を人気取りのためにばらまくのではなく、もうちょっと考えて使ってほしいよなあと、テヘランではなかなか見ることができなくなったすっきりと高い青空を見上げながら思うのでした。


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2008年 04月 01日 |
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 街道沿いで見つけた春の色

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by sarasayajp | 2008-04-01 15:43 | いろいろ |
2007年 12月 09日 |
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 金曜日から降り続いた雨も昼過ぎにはすっきりと晴れ上がり、青い空に白い雲がまぶしいくらいでした。
 雨が降った後は大気汚染物質も吹き飛ばされ、洗い流されるため済んだ青空が見られます。

 この何日か、ちょっと気分が下降気味だったのですが、久しぶりの青空を見上げてみたら、嵐にも吹き飛ばされなかった黄葉が輝いていて、なんだか嬉しくなってしまったのでした。

 テヘランの裏山(というにはかなり雄大ですが)も随分と雪をすそ野にまで広げてきたようです。テヘラン市内に雪が降る日ももうすぐでしょうか。

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2004年 12月 01日 |
 今日はある調査団の通訳の仕事でした。

 午前中に通訳としての仕事は終わってしまい、その後は調査団の方たちと一緒にテヘラン北部の山の中へ。
 テヘラン市内からは大気汚染のひどさに、すぐ近くにあるはずの山々を見ることはほとんどできません。スモッグさえなければ青空に雪化粧をした三千メートル級の山々という非常にすばらしい景色が見えるはずのに残念なことです。

 今日は寒くとも雪景色の山を見ることができると、雪国育ちの私は内心うきうきとしながら山へと向かったのでした。
 ところが、アルボルズ山脈の山襞へと踏み込んでもしばらくは大気がかすみ、山の稜線もよく見えません。夏は青黒くすら見える空にくっきりと岩山がそそり立っているのに、今はぼんやりとした青空にぼんやりとした山々しか見えません。
 こんな山の中まで大気汚染が広がっているのかと愕然とする思いでした。

 それでもしばらく走り、カスピ海側のマーザンダラーン州との境に近づくに連れて、雪をかぶった山々が青空にくっきりと映えるのが見えるようになりました。街道の両脇も湧き水が氷柱状に凍っていたり、地面に雪が積もっていたりと、冬の景色でした。

 我々が行った側のスキー場はまだ雪が少なくて滑れないそうですが、テヘラン周辺のスキー場のいくつかは一部開業しているとのこと。

 テヘランの冬の風物詩ともなっている大気汚染、光化学スモッグですが、テヘランから大分離れ、高度も高い山の中にまでそれが進出していることには驚きを禁じ得ませんでした。

 数年前から冬の大気汚染により子供やお年寄りなどに死者が出るようになり、光化学スモッグによる学校休校などが起こるようになりました。健康な大人でも、冬に空気の汚れがひどい地区へ行けば頭痛や吐き気などを起こすほどですから大変です。特にテヘラン大学周辺はひどいので、私も大学へ行くとその日一日は頭痛に悩まされてしまいます。

 古く整備不良の自動車やオートバイ、交通渋滞のひどさ、精製の良くないガソリン、都市計画のないテヘランの膨張等々理由は様々なのでしょうが、そろそろきちんとした対策を取らなければ大気汚染世界ワーストワンの不名誉な地位をいつまでも脱することができず、また本来、公害が起こらない自然保護区にまで汚染を広めるような状況を食い止めることができないだろうということを実感してしまいました。

 それにしてもこんな冬の風物詩はなくなってほしいものです。
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by sarasayajp | 2004-12-01 00:29 | いろいろ |
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