イランという国で
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2013年 02月 22日 |
 風邪の方は相変わらず。
 声は全く出ないし、咳が出るようになり、どうやら熱も少し出ている模様。とはいっても、うなされながら寝込むほどでもなく、ベッドでごろごろとしながら寝たり起きたりを繰り返す週末一日目です。

 考えてみると、この1〜2年間は、小さな身体のトラブルに悩まされた(?)のでした。

 どこでもらってきたのか分からない足親指の爪疥癬にはじまり、それがなおったところでちょっとした深爪から曲爪をひきおこし。

 視界に居座る大きな飛蚊症が気になり、眼科を訪れたところ、そちらは加齢によるものなので仕方がないが、それとは関係なく先天性白内障ですねと診断され、さらには緑内障の疑いがあるとのことで視野検査を受けさせられ。こちらはとりあえず問題なしという結果にはなったものの、検診の度に気にされるのが気になるところ。
 母がやはり先天性白内障だったというのでこれはそれほど驚きはないのですが、私が知る限りの親戚に緑内障と診断された人はいないので、少々びっくりです。

 そんなこんなでトラブルが続く中、家族や親戚の病歴などを確認する必要があり、その中でしみじみ思ったのが、どんなに嫌だ嫌だと思っていても、両親から半分ずつ遺伝子をもらっているのだなあということでした。
 私は全く似ていない三姉妹の長女なのですが、でもやはり三人とも親にあるいはその親から外見も中身も似た部分を受け継いでいて、それが故に親しさを感じたり反発したりなんだなあ、と、ありきたりな感想ではありますが、そんなことをつらつら考えるようになったのでした。

 私は全体の骨格、髪や瞳の色は父と同じなのですが、顔立ちは母方の祖母がベースになっているようです。どうせ似るのなら、母方の祖父に似ればもうちょっと美人だったのになあと、祖父によく似た美人のおば二人を思うと少々がっかりなのでした(笑)。

 
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# by sarasayajp | 2013-02-22 07:40 | いろいろ |
2013年 02月 20日 |
 この二週間ほど、風邪をひいて大変な思いをしています。
 先週は鼻水とくしゃみに苦しめられ、鼻の皮が二枚くらいむけたところで症状は治まり、やれやれ峠を越えたか、などと思っていたのですが、今週に入ってからとんでもない方向に。

 週頭の土曜日。
 なんだか咳が出るようになったなあ。でも、それほどひどいものでもないし大丈夫だろう。
 と、実際、少し咳が出るくらいで他にはそれほど症状もないので仕事が山積みになっている大学へと出かけたのでした。
 仕事をするうちに、喉ががらがらとしてきて、声が出にくくなっていくのが分かります。風邪をひくと鼻水と頭痛に悩むことが多く、喉は案外と丈夫だったのでびっくりです。とはいえ、この日は事務仕事だけだったので、ある程度片付いた所で帰宅。

 そして日曜日、朝起きてみると、普段とは全く違う、かすれた声しか出なくなっています。日曜日は朝から午後まで3コマの授業があり、この声で乗り切れるのかどうか。
 学生に、先生大丈夫?という視線を向けられながらもなんとか一日を乗り切ったのですが、喉は悪化の一途。

 月曜日。
 朝、完全に声が出なくなっています。一縷の望みをかけて大学へ行ってみたものの、とても講義などできそうにありません。
 ということで、1限目は休講。
 2限目は学生の発表が中心の授業なので、なんとかなるだろうと、授業担当のない先生に(マイク代わりに)同行してもらい、何とか終了。

 火曜日。
 相変わらず、ささやくような声がかすかすと出るのみ。幸い、授業はないので、学科事務室で事務作業。
 とはいえ、日本語研修生応募の書類のチェックやら、日本からの大学生グループとの交流会に関する作業やら、日本語能力試験関連の問い合わせの電話やら、声を出さなくてはいけないことばかりです。
 これはもう仕方がないと、電話は、個人のものも含めて他の先生にお願いし、学生の対応は、できる部分は筆談で、それ以外はやはり他の先生にお願いすることに。
 他の先生や学生に迷惑を掛けつつ、なんとか一日が終了。

 それにしても、これから、留学関連の書類の作成など、学生とじっくり話さなくてはならないことが増えるのに大丈夫なのか?と、風邪のせいではなく頭が痛いのでした。
 
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# by sarasayajp | 2013-02-20 09:36 | いろいろ |
2013年 01月 10日 |
 すっかりタイミングを外してしまったのですが、

 明けましておめでとうございます。
 本年度もよろしくお願いいたします。

 とは言っても、去年は余りの忙しさにブログは放置状態になっていたのですが。
 何が忙しかったのかなあと思い返してみるのですが、細かな仕事と大きな仕事が夏以降にばたばたっと相次いだことで、なんとなく余裕がなかったのだと思います。全く時間がなかったわけではないのですが、精神的に疲労していたという感じです。
 今年はどうなるのでしょうか。

 
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 夏以降、調査にも行けなかったのですが、今年はもう少し自分のペースで生活できるようにしたいと思います。

 ブログの方もぼちぼち更新していくと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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# by sarasayajp | 2013-01-10 08:34 | お知らせ |
2012年 09月 02日 |
 タイミングの悪い時期、場所での仕事を終え、金曜日にはまた陸路テヘランに戻る予定でした。
 ところが、木曜深夜、追加の仕事が入り、「この面倒な時期に?」と目の前が真っ暗に。
 金曜朝、ホテルに掛け合ってみたものの、「ファルマンダーリー(内務省関連機関)から今日はホテルを空にするよう要請を受けている」とのことで、チェックアウトせざるを得ず。運転手も土曜日に仕事があるからということで、単身帰さざるを得ず、帰りがどうなるのかという不安ものしかかってきます。
 幸い、いつもシーラーズで使っているホテルで、一部屋だけなら開いているとのことで、とりあえず一晩の宿は確保できました。しかし、仕事がいつまでかかるか分からないので、バスの予約もできません。(金曜日の時点で、国内便は月曜の午後まで空席は一切無し)

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私には珍しく、有名観光地を久しぶりに訪問。


 土曜日夕方、何とか仕事を終わらせ、一縷の望みをかけ、休暇を過ごした人達でごった返す長距離バスターミナルへ。しかしそこでも、「火曜日まで全てのテヘラン便が満席」とのこと。
 長距離乗り合いタクシーを探してみたものの、テヘラン行きもエスファハーン行きもないとのこと。タクシー会社に電話をして見ても、「エスファハーンまで?無理」との返事。知り合いのつてで、ツアードライバーを探してもらっても、これもまたみんな仕事中だったり連絡がつかなかったりで、全く捕まりません。

 さてどうしたものかと途方に暮れていると、かすかに「テヘラン!テヘラン!」と呼び込みの声がします。大急ぎで近づき、「テヘラン?バス?タクシー?」と尋ねると、「乗り合いタクシー」とのこと。呼び込みをしている人は、正規タクシーの制服を着ていますし、まあ大丈夫だろうと、「乗るの?」に「乗る!」と返して、ついていくと、確かに黄色く塗られた正規のシーラーズタクシーです。
 道々聞いた話によると、本来はシーラーズ空港と市内を結ぶタクシーなのだけど、フライトキャンセルばかりで仕事にならないし、それならターミナルでチケットにあぶれた人を拾おうとターミナルにやって来た由。道理で、ターミナルのタクシー乗り場ではなく(シーラーズ市内専用)、ターミナルの外にとまっているわけです。
 何にせよ、これで朝にはテヘランに到着できると一安心。

 ところが、後部座席に三人で座っていると結構ぎゅうぎゅうで、眠るどころではないし、身動きもなかなか取れないために腰は痛いし、モスィーバト(難行苦行)な12時間だったのでした。
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2012年 08月 31日 |
 非同盟国首脳会議があるからフライトは軒並みキャンセル。
 という状況に、仕方なく、陸路テヘランからシーラーズへ。ホテルも軒並み満室で、ぎりぎりまで粘ってようやく、「金曜日の10時までにチェックアウトをしてくれるなら(イランでは13時から14時のチェックアウトが大多数)」という条件で確保できたのが、当日の11時。
 それから支度をして家を出て、シーラーズのたどり着いたのが深夜1時半。暑い最中の長距離移動はさすがに堪えます。

 「どうしてエジュラーセ・サラーン(非同盟国首脳会議の短縮形)がテヘランであるからって、国内便がフライトキャンセルになるわけ?」とぶつぶつ言っていたら、旅行社勤めの知り合いが、「そんなの、シーラーズやエスファハーンを観光する各国首脳のために決まっているじゃないか」とあっさり返されてしまいました。ホテルもそういうことかと納得したら、全くその通りだとのこと。

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議場の様子。120カ国が参加とのこと。(ファールス通信より)


 テヘランでも会場やホテル周辺には、数メートルおきに警官が立っています。それだけではなく、店舗は全て休業保証金を支払われて休業させられ、近隣住民も旅行クーポン(現金という話も)を渡され、半ば強制的に家を空けさせられているという話も聞いています。
 会議場やホテル周辺は、比較的高級住宅が集まった地区となっていますし(少なくとも住宅の価格は高い)、住宅が密集しています(正確にはテヘラン市内に住宅が密集していない場所はないかも)。どのくらいの範囲でこうした措置が実施されているのか知りませんが、もし本当なら大変な出費になっているのではないでしょうか。日本で先進国首脳会議を開催するから、APECを開催するからといって、そこまでしたかなあ、と思いつつ、そこまで徹底できるのならある意味すごいかも、とは思わないでもありません。

 テヘラン市内の政府関連機関、国営銀行、民間銀行の大多数が休みになるということは、テヘラン市民がこれ幸いと各地の観光地へと繰り出すということで、もともと数が少なくなっている国内線、列車、バスは軒並み満員。観光地のホテルは満杯。特にエスファハーンとシーラーズでは、各国首脳のために国営高級ホテルは借り上げられているので、人が公園や道ばたにまで溢れて野宿をしています。

 タイミングの悪い時に悪い場所で仕事になってしまったなあと思いつつ、粛々と仕事に励むのでした。
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2012年 08月 29日 |
 イランに戻ってから地方にばかりいたためぴんときていなかったのですが、30日から31日にかけて、テヘランで非同盟国首脳会議が行われます。
 不思議なことに、そのため、火曜日から政府関係機関と銀行が全て休みとなっています。それに伴って大学も入校できないようになっていてびっくりです。

 月曜日にタブリーズからテヘランに戻る国内便の機内で配られていた新聞の一面に、こんな写真が。

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 イラン国内のテロの犠牲となった核技術者の、テロリストにより爆破された自動車を会議場前に展示する。だそうです。

 イランがこの会議を、核開発に関する自分の立場を主張するために使うつもりなんだな〜と。
 そういえば、このテロの犯人が特定されたというニュースを聞いていないような気がするのですが、その後、捜査はどうなっているのでしょうか。

 もう一つこの会議でイランの立場の主張のために利用するはずだったエジプト大統領は、数時間だけの滞在予定なのだとか。エジプトとしても、イランの立場の宣伝に使われたくないというところなのでしょう。
 百カ国を超える国の首脳クラスが集まるのですから、まあ、いろいろな思惑があるのだろうなあと想像はできますが、そのために国内便のフライトを減らすとか、国内各機関を一週間も休みにするとかいうのは、一体どういう意味があるのか、ちょっと悩んでしまうのでした。仕事に支障を来すので困るのです。
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2012年 08月 26日 |
 仕事で訪問したタブリーズ郊外の工房での用件が一段落して、ホテルへ戻ろうとしたところ、自分たち家族もタブリーズへ行くから一緒に乗っていきなさい、と、工房の持ち主一家の一人がホテルまで送ってくれました。
 ホテルの前で車を降りると、トランクを開けて「おみやげに」と果物の詰まった籠をプレゼントしてくれました。「うちで取れたものばかりだから」とのこと。
 工房の中庭に葡萄棚が作られていて、緑色の葡萄の房が垂れ下がっているのには気がついていたのですが、シャリール(桃の一種)や桃、黄桃は別な場所にあったのでしょうか。

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<center>果物の保護のために葡萄の葉が乗せられている
 早速、夕食代わりに(昼食が遅かったので夕食抜きの予定だった)ありがたくいただいたのでした。

 シーラーズの外でも葡萄畑が広がり、道ばたで取れたての葡萄をたくさん売っていましたが(写真を撮り損ねた)、ファールスの葡萄とアゼルバイジャンの葡萄は持ち味が違っていて甲乙つけがたいなあと思ったのでした。

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葡萄の葉をのけるとこんな感じ。一人で食べきるのは大変そう。

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2012年 08月 25日 |
 急遽引き受けた仕事のため、あちこち走り回る毎日です。
 日本から午前中にテヘランに戻り、その夕方にはシーラーズへ飛ぶという慌ただしさでした。その後も、深夜にテヘランに戻り、翌朝の便でまた地方へ、といった具合で、大家さんたちにも、「本当に帰ってきたのかどうかわからないくらいだ」と言われる始末。

 イラン国内の移動では陸路を行くことが多かったのですが、今回はさすがにそうもいかないので国内便を利用しています。
 それも、いつもなら、あれこれえり好みをして、「マーハーン・エアのエアバスかボーイング(他に比べて比較的新しい機体を使っているので)」などと指定するのですが、今回は、直前にチケットを購入することが多いので、えり好みどころではない状況です。

 気がつくと、イランの国内便も、キーシュ島やアゼルバイジャン方面など、ある特定の地方を中心とした小規模航空会社が幾つも参入していて、選択肢が増えていることにちょっとびっくりです。

 今回、タブリーズへ移動するのに使ったのがアーター・エアライン。初めて利用するのでどんなエアなのかと、楽しみ半分心配半分といったところでした。

 予約をしていたのが18:10テヘラン発タブリーズ行きという便だったのですが、出発二日前に電話連絡があり、「12:50に変更になったから」とのこと。なんだそれはとびっくりです。私はその日特に予定はなかったから構わなかったのですが、仕事があったり乗り継ぎがあったりで困る人もいるだろうにと、人ごとながら少々心配に。
 出発が遅れたりキャンセルになったりすることの方はあったのですが、こんな風にいきなり5時間以上出発が早まることも普通にあるのでしょうか?

 ちなみに、今回の機体はボーイングのMD-83。その前日はフォッカー100。
 どちらも同じ型の機体で墜落事故があったような気が。

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シーラーズのバーザールの一画。観光バーザール風になり始めていて、ちょっとびっくり。

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2012年 08月 20日 |
 ラマダーン中に、仕事である場所に出かけました。
 メンバーは運転手役の男性と、その同僚の女性、私の三人です。
 自動車に乗り込み、出発するなり、二人はなにやら楽しそうに会話を始めました。聞くともなしに聞いていると、男性は「シーラーズから何キロメートル離れたら断食をしなくてもよくなるか」をルーハーニー(イスラーム法学者)に確認しておいたという話です。
 どうやら、女性の方はほとんど断食はしていないらしいのですが(「時々している」とのこと)、男性の方は一応、会社内では断食をしている模様。

 町を出て、街道脇の店で水やジュース、お菓子を買い込み、目的地へ向かいます。
 ある程度走ったところで、「そろそろ大丈夫だよね」と、社内での飲み食いが始まりました。

 「旅に出ている間は断食をしなくてもよい」とはされていますが、それを、「自分が住んでいるところから○キロメートル以上離れた場合は旅と見なす」と決めてあって、それにきっちりと従うところがいいなあと、楽しくなってしまったのでした。

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こんなところを歩いて旅していた時代、断食などしたら命に関わったはず


 知人によると、イランの最高指導者ハーメネイー師によると、旅に出ている間(家を遠く離れている間)は、「断食をしてはいけない」のだとか。

 実際、女性はどうしても断食をしてはならない日が何日かありますし、体調が悪くかったり体力的な問題があったりして断食ができない人もいます。それに対しては、お金や食料品などの寄付や、他の機会に断食をすれば良いなど、様々な方法が提示されています。決して、「何が何でも断食をしろ」とは命じられていないはずなので、この夏、オリンピックに参加していたムスリムの選手の対応は、選手それぞれの問題とはいえ、少し気にかかったのでした。

 もちろん、断食をするかしないかはそれぞれの人の心と信仰の問題なので、それがいい悪いというつもりは全くないことをお断りしておきます。

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2012年 08月 19日 |
 イラン暦1391年モルダード月29日、イスラーム・ヒジュラ暦1433年ラマダーン月30日、西暦2012年8月19日

 今日はエイデ・フェトルでした。
 約一ヶ月続いた断食月が終わり、日の出と共に集団礼拝を行い、一ヶ月の義務を果たしたお祝いをします。
 アラブ諸国よりも一日早い断食明けだったようです。

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Jame Jam紙から



 ということなのですが、一ヶ月きちんと断食をしていた人というのはどのくらいいるのでしょうか。
 オリンピックでもムスリムの選手が断食をするかどうか話題になっていたようですが、これはイスラームの決まり事をどう解釈するか、あるいは本人の気持ちの問題なのでとりあえず脇に置いておきます。

 ラマダーン月が夏休みにかかるようになったため、断食中のイランというのは多分3年ぶりくらいなのですが、断食をしていない人が増えたな〜という印象でした。
 昼食時に普通に煮炊きをする匂いが漂っていたり、オフィスを訪ねると、給湯室で男性も女性もお弁当を食べていたり。バーザールでも、表から見えない場所でお昼を食べている人が意外とと見られて、ちょっとびっくりでした。

 断食をするしないは個人の信仰の問題なので是非を問うつもりはないのですが、夏の暑い中、長時間の断食をするというのは、健康上のトラブルを招くことも多そうだなあと、暑い中、仕事であちこち走り回っていて思ったのでした。もちろん、健康な人だけが断食をしなさい、と規定されているので問題はないのですが。
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# by sarasayajp | 2012-08-19 18:30 |
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