イランという国で
sarasaya.exblog.jp
  ブログトップ
<   2007年 08月 ( 16 )   > この月の画像一覧
|
|
2007年 08月 31日 |
 知人と話している中で、多分、どうでもいいようなことなので、何となく不思議に思いつつ二年間放っておいた疑問を思い出しました。放っておく程度のごくごく些細なことなのですが。

 私自身がテヘラン大学の学生だったときには気がつかなかったのですが、教える側になって何となく気になることがありました。

 ノートをとるために、試験に回答するために、シャープペンシルを使う学生が多くいます。それは別に普通なのですが、ちょっと気になることがあります。

 シャープペンシルの芯を足すときに、あるいは交換するときに、シャープペンシルのどちらから芯を入れますか?
 私は4〜5本まとめて入れておくので、ほぼ間違いなくおしりの方から入れます。

b0006449_20182520.jpg

 ところが、学生の中に先の方から一本ずつ入れている子がいるのです。
 これが一人だけならそれほど不思議に思わなかったと思うのですが、意外とこういう入れ方をしている学生が見えるのでちょっと不思議でした。

 芯が出るまでかちかちとノックするのがいやなのかなあ?とか、おしりの方から入れられない理由があるのかな?とか、目撃したときにはちょっと不思議に思うのですが、大きな疑問ではないために授業あるいは試験が終わるころには、不思議に思ったことすら忘れてしまう、本当にちょっとした疑問なのでした。

人気blogランキングへ
[PR]
by sarasayajp | 2007-08-31 20:26 | いろいろ |
2007年 08月 29日 |
 部屋を整理していたらこんなものを発見。
 何年も前におみやげ用に買って、余ったのをしまい込んだまま忘れていました。

b0006449_19521512.jpg

 ハーフェズ占い用のカードです。

 イランでは、シャベ・ヤルダー(これについてはこちらを参照ください)の時などに「ハーフェズ占い」をします。
 もちろん、宗教的にまじめな家ですと、ハーフェズ占いではなくてコーラン占いなのだそうですが。

 ハーフェズというのは14世紀ころにシーラーズに生まれた詩人の名前です。彼の詩は神秘主義的な色合いの強い抒情詩が中心で、その美しさから「神秘の舌」という異名を奉られているほどです。
 その詩の美しさ故に今でもファンが多いハーフェズの詩ですが、その神秘主義的な色合いと言葉の持つ複雑さ故に様々に解釈できることでも有名です。その曖昧さを利用したのがハーフェズ占いです。
 ハーフェズの詩集を持って、自分の占いたいことを思い浮かべながら針を刺し、その針が刺さったページに書かれている詩を解釈するというもの。

 ということで、本当なら詩集を使うのでしょうが、タロットカードなどの影響なのかこうしたカードも売られています。

b0006449_2031884.jpg

 こんな風に絵柄も様々。
 これを見ていると、イランは本当に「偶像禁止」をうたったイスラーム国なのだろうか?という疑問がわき上がらないでもないのですが、まあ、芸術の国ですし、いいのかな、と勝手に納得することに。

b0006449_20354014.jpg

 裏にはこんな風にハーフェズの詩が書かれています。
 神秘主義的素養も文学的センスもない私が読んでも、ふ〜〜〜ん、で終わってしまうところが悲しいのですが、大学時代の同級生や知人たちは「美しい詩だよね」と味わっていたことを思い出してしまいました。

 ハーフェズの墓は現在、シーラーズのハーフェズ廟内にあります。
 観光地として有名なのでいつでも人でいっぱいですが、観光客に混じって、ハーフェズの詩に傾倒する人がハーフェズの墓石に触れたまま物思いに浸っていたり、ハーフェズの詩を読みながらいつまでもそこにたたずんでいたりする様子もよく目にします。こうした光景を見ると、何となく圧倒されるものを感じないではいられないのでした。

人気blogランキングへ
[PR]
by sarasayajp | 2007-08-29 20:47 | いろいろ |
2007年 08月 27日 |
b0006449_17232711.jpg


 犬と猫どちらが好き?と聞かれれば、迷いなく「猫」と答える猫派なもので、ついつい猫の写真をご紹介することが多いのですが、たまには犬の写真を。

 冬に撮ったものなので、服装が季節にあっていませんが、飼い犬を散歩させる女の子です。

 この数年、テヘランでは屋内で犬を飼う家が増えています。
 大型犬は少なく、たいていは小型から中型犬で、その家のお母さんが許せば(家の掃除をする家庭内の実力者ですから)室内で、許してくれなければ庭や駐車場、屋上などで飼っているそうです。

 イスラームでは犬はけがれているとされているために、番犬として身近にいた動物ではありましたが、家族の一員のようにして犬を飼うという文化は欧米などから入ってきた新しい文化であり、抵抗のある人もいるようです。
 それでも、こうして毎日一緒に散歩をしたり、ピクニックに出かけたりと、少しずつ犬のいる生活というのが普通になりつつあるようです。
 ただ、もう少しちゃんとシャンプーをして、ブラッシングをしてあげないと、薄汚れた野良犬みたいになっちゃうよ〜と、近所の飼い犬たちを見ると、心の中でそう考えずにいられないのです。

人気blogランキングへ
[PR]
2007年 08月 26日 |
b0006449_20533537.jpg


 我が家の近所にいた長毛種の猫。
 ちょっと平べったい顔といい、ちょっとおっとりした性格といい、ちょっとペルシア猫の雰囲気。

 それにしても、せっかくの長毛なのだし、洗ってあげたいなあと思ってしまうハンサムさんなのでした。

人気blogランキングへ
[PR]
2007年 08月 25日 |
b0006449_19175964.jpg


 イランのあちこちで猫の写真を撮っていますが、未だに毛の長いいわゆるペルシア猫にほとんど出会ったことがありません。モップのような長毛の猫には会ったことはあるのですが。
 とはいっても、ペルシア猫自体がイギリスだかどこかヨーロッパで品種改良されたものだということですから当然なのかもしれませんが。

 この猫は、日本で撮った写真です、と言っても信じてもらえそうだなあとしみじみ。ちなみに、ケルマーンシャーのターゲ・ボスターンの近くで撮ったものです。

人気blogランキングへ
[PR]
by sarasayajp | 2007-08-25 19:36 | いろいろ |
2007年 08月 24日 |
 またまた写真を整理していて見つけた看板。
 最近はほとんど見なくなったような感じがしますが、以前はあちこちにありました。

b0006449_18183029.jpg


 
「子供は一人でいいね
 二人で十分」


 という感じでしょうか。

 イラン・イラク戦争中に強力に推し進められた「産めよ増やせよ」という政策が、戦争後、爆発的な人口増加という結果につながりました。
 しかし、戦後の社会や経済の復興が進まない中、人口だけが増え続けることに対する危機感から、政府は今度は少子化政策をとることに。
 とはいっても、それほど積極的な活動を行ったわけではなく、コンドームの無料配布と、こうした広告をあちこちに立てたり貼ったりしたくらいだったようです。
 しかしながら、イランの人口ピラミッドは劇的に少子化に向かいました。一部地方の農村部などを除き、都市部では経済的な理由から子供をたくさん作らなくなったからです。政府に言われなくとも一人か二人しか産めないわよ、という感じらしいです。

 同じように人口抑制を進めるプロパガンダに、「少ない子供でより良い生活」というものがありました。こちらも写真に撮ったはずなのですが、まだ見つかりません。どこに埋もれているのでしょうか。

 探しているときには捜し物は見つからないというのは真理だと思わずにいられません。

人気blogランキングへ
[PR]
2007年 08月 22日 |
 イラン旅行をされるという方などから、イラン国内での服装について質問を何回か受けました。9月に入ってから旅行される方が多いのでしょうか。

 「チャードルをかぶらなくてはならないのでしょうか?」というのが最も多い質問ですが、外国人観光客がチャードルをかぶる必要は基本的にはありません。
 チャードルが必要となるのは、宗教的な施設においてのみで、そうした場所は基本的に非ムスリムの入場を禁止しているか、チャードルが用意されているところも多いのでそれを使わせてもらうことができます。
 マシュハドのエマーム・レザー廟、ゴムのマアスーメ廟、シャフレ・レイのシャー・アブドゥルアズィーム廟、シーラーズのシャー・チェラーグ廟などは、貸しチャードルの用意はありますが、非ムスリムの入場ができることもあればできないこともあります。

 では、どのような服装をすればいいのか。
 まず、スカーフ(正方形のもの)あるいはシャール(長い長方形のスカーフ)で髪を被います。このとき、あごの下でスカーフを縛るか、シャールを交差させてください。あご下から胸が見えないようにします。
 スカーフあるいはシャールの色には特に制限はありません。極端に派手な色柄ものでなければ大丈夫です。ただ、宗教的な施設(モスクなど)に入場する場合は、黒のような地味な色の方が良いですから、観光のことを考えたら地味目な色のものが良いかもしれません。

 それから、少なくともおしりが隠れる長さの薄手のコートを着ます。これも色は派手なものでなければ問題ありません。袖まくりなどをして腕を見せるのは本来NG.です。コートの下は下着でもタンクトップでも構いませんが、とにかく、外には素肌を見せないでください。

 靴下はできるだけはいてください。イランの若い人の中には素足にサンダル履きという人も多いですが、本来は女性が素足を見せることは許されていませんので、足首まであるパンツと靴下で、素肌が見えないようにすることをおすすめします。

 わかりやすいように写真を、と思ったのですが、こういうときに限ってちょうど良い写真が見つからないのはなぜでしょう。ということで、こちらの写真で。

b0006449_19145572.jpg


 楽しい旅行になりますことを願っております。

人気blogランキングへ
[PR]
by sarasayajp | 2007-08-22 19:13 | いろいろ |
2007年 08月 19日 |
b0006449_2081965.jpg


 友人が、「日本や中国の料理を教えて」と頼んできました。「イラン料理よりも健康にいいんでしょ?」とのこと。
 このところ、料理雑誌やテレビの料理紹介コーナーなどでも、日本をはじめとする東アジアの料理やそのアレンジ料理が紹介されるようになり、折からのダイエット・健康ブームとも相まって、少し関心が持たれるようになってきたようです。

 とはいえ、イランでは調味料などで制限が多いために、東アジアの料理をそのまま作ることは難しいのも確かです。それでも、ニンニクとショウガを使うと、何となく中華風になるので助かっていますが。

 ニンニクはイラン料理にも使われているので簡単に入手できますが、生ショウガの方は、アジアの食材を扱っている店でないと買えないものでした。
 ところが、この二三年、市内のあちこちで「薬」として売られている生ショウガを見るようになりました。段ボールに貼られた紙によれば、筋肉痛に効くとか(多分)。

 季節になると白菜や大根も出回るようになりましたし、今度はどんなものが手に入るようにのかなあとちょっと楽しみなのでした。

人気blogランキングへ
[PR]
2007年 08月 18日 |
 北京で大気汚染を軽減するために、ナンバープレートによる交通規制をするという実験を行っているとか。
 ナンバープレートの末尾の数字が偶数か奇数かで、その日、市内を走行することができるかどうかが決まるというこのシステム、ほぼ全く同じものがテヘランでも運用されています。テヘランでは、大気汚染や恒常的な渋滞の軽減に役立っているのかいないのかなんとも微妙な制度ですが、中国ではさてどうなることでしょうか。

 テヘランでは、多少の渋滞解消にはなったものの劇的な改善とは言い難く、大気汚染も改善されたのかどうかよく分からないなあという程度でしかありませんでした。北京の事情はよく分からないので同じようには語れないでしょうが、40パーセントの大気汚染の改善というのはどうなのかな?という感じもちょっとします。テヘランでは多分、ガソリンを配給制にしたときの方が効き目はあったのではないかと思います。

 テヘランの場合、公共交通機関が市民の足と言えるほどには発達しておらず、自家用車がなければ勤め先へ行くにも不便という人も多く、自動車を使わざるを得ない、使いたいとなるのは仕方がありません。また、「自家用車に一人で乗っていること」がステイタスという考え方の人もいるために、どんなに渋滞に巻き込まれようと、自家用車を使うという人もいるのです。
 しかし、偶数奇数制度のため、規制区域である市内の中心部へは二日に一度しか入れません。
 そこでどうするか。
 素直に、公共交通機関やタクシーを使う人も多いです。これは間違いありませんが、いろいろな手段を考えて、何とか自家用車で規制区域へ入ろうという人もいるそうです。

 普段それほど自動車を使っていない親戚や友人から借りる、というのはごく普通の手段。
 少しお金をかき集めてがんばる人になると、セカンドカーを買ってしまいます。自分の自動車が偶数なら奇数のナンバープレートを持つおんぼろ自動車を安く買ってナンバープレートをとりはずし、毎日ナンバープレートを取り替えるのだそうです。あるいは偶数と奇数のナンバープレートを持つ自動車を二台用意して、日替わりで乗っているのだとか。車庫証明のいらないイランならではの手段です。
 ナンバープレートをチェックしている警官から死角になるよう、他の自動車の陰に隠れてチェックポイントを通過するというのもよく使われる手段です。全ての自動車をチェックできるほど大量の警官が配備されているわけではないので、三車線、四車線道路であればこういう手も使えるわけです。
 チェックをしている警官に賄賂を渡すというのも見られます。もちろん、絶対にそういうことを許さない警官もいるので、相手を見極めないとかえって大変な目に遭うから気をつけなくてはならないそうですが。
 自分がどうして進入禁止区域へ行かなくてはならないのか、警官に向かってとうとうと訴える人も見られます。よくまあそれだけいいわけを考えつくよというくらいで、警官も次第に嫌になってきて、「さっさと行け」となってしまうこともあるようです。
 タクシーや公用車などは、ナンバープレートの数字に関係なく規制区域へはいる許可を与えられ、そのための通行許可書シールを貼っているのですが、このシールを偽造する人もいるとかいないとか。私自身は見たことがないので、本当かどうか分からないのですが。

 とまあ、あの手この手を考え出すたくましい人たちで、規制が行われたからといって、交通量が半分になったという感じはあまりありませんでした。「少しは減ったかな?」という程度かなあという感じです。もちろん、規制が始まる前に比べると、渋滞している時間は減ったように思いますが。

 そういえば、私が目撃した一番おもしろかった規制区域の強行突破手段は、後部座席に座っていた私を指さして、「外国人が行けと言っているんだから仕方がないだろう。通せ!」というものでした。それで、「仕方ないなあ」と通してしまう警官にも驚いたのですが。
 ちなみに、これは運転手が道を間違えたがために、規制区域を通らざるを得なくなったものであり、私が強制したものではないことをお断りしておきます(笑)。

人気blogランキングへ
[PR]
2007年 08月 17日 |
b0006449_1729895.jpg


 残暑お見舞い申し上げます。

 暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。

 気がついたら日本では旧盆も終わっていたのですね。時間の過ぎるのはあっという間です。そろそろ秋の花粉症らしきアレルギーも出てき始めていて、季節の移り変わりを感じています。アレルギーで季節を感じるのも嫌なものですが。

 この数日、少し忙しくしていて、コメントのお返しやメールへのお返事が少し遅れております。済みません。
[PR]
by sarasayajp | 2007-08-17 17:49 | いろいろ |
ページトップ
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Yuzuki Skin by Sun&Moon