イランという国で
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2006年 08月 31日 |
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 何写真なんて撮っているのよ

 と、睨まれた
 
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by sarasayajp | 2006-08-31 18:57 | いろいろ |
2006年 08月 28日 |
 ブログの隅っこにある名刺ですが、「welcome」の綴りが違っていますよ、という指摘を時々いただきます。
 確かにつづり間違いなのですが、イラン的には間違いではない、というか、あえてイラン風の間違いにしてあるものなのです。
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 イランで「ようこそ」は「khosh amadid」と言います。それぞれのペルシア語を英語に置き換えると、「khosh=well」「amadid=you came」にあたるので、ついつい間違えてしまうのでしょうか、イランを歩いていると、あちこちで「well come」に出会います。あまりの多さに、実はこれが正しい綴りなのでは?と思ってしまうほどです。そういえば、wellとcomeの間は必ずスペースが入るのも特徴です。

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 写真上:ガズヴィーン市で。ちなみに、現代ペルシア語では、Qの音がGhに変化している。
 写真下:ホメイン市で。これまた綴り間違い。

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by sarasayajp | 2006-08-28 19:42 | いろいろ |
2006年 08月 26日 |
 アレルギー症状がひどく、ダウン中です。

 くしゃみ、鼻水、目のかゆみの他に、手足など体もかゆくなってきています。

 時期から見て稲科の植物の花粉によるアレルギーでは?というご指摘もいただきましたが、もしかするとそうかもしれません。
 イランの病院では、アレルゲンを特定する作業はほとんどせず、対症療法だけなので、以前日本でチェックした時に明らかになった、スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギ、かもがやのアレルギーから増えたのやら減ったのやら明らかではありません。そういえば、かもがやって稲科の植物でしたっけ?

 中国茶とかで体質改善を図るといいですよ、というアドバイスをしてくださる方もいらっしゃいましたが、具体的には、どんなお茶が良いのでしょう?皆さんのお薦めがありましたら教えてください。

 朝まだ暗いうちからくしゃみと鼻水で目が覚め、点眼薬と点鼻薬を差しながら一日を過ごすというのもちょっとつらいものがあります。くしゃみで腰を痛めるのも時間の問題という感じですし。

 
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 こちらはテヘランとゴムの間にある塩湖と植林された糸杉。こうして植林された糸杉が花粉を飛ばすようになったらと考えただけでくしゃみが出そうです。
 イランも、簡単に育つから糸杉、というのもよく分かるのですが、もうちょっと別な種類の木も植林してくれるとうれしいのですが。
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by sarasayajp | 2006-08-26 16:31 | いろいろ |
2006年 08月 24日 |
 先日、おもしろい質問を受けました。
「これまでのイラン生活で、一番絶句してしまった体験というのは何ですか?」

 思わず絶句してしまうような体験といってもいろいろと種類があります。研究上のこと、絶句するような光景などなど。

 そんな中から、ベスト5には入るだろう体験のお話を。

 私は自分一人でもイラン国内をあちこち回っていますが、調査や取材の通訳やコーディネーターとして、記者や研究者の方たちのお供をすることもあります。

 イランは取材や調査に対して非常に神経質で排他的なのですが、きちんとした許可書を持っていたり、しかるべきところからの紹介があったりすれば、かなり友好的に協力してくれます。

 ある日本の研究者がイランの僻地の医療について調査に来たときのことです。

 医療調査ですからまず、テヘランにある保健衛生省から目的の州への紹介状を発行してもらいます。そしてそれからその州の中央支部から郡の支部へもう一度紹介状を発行してもらい、ようやく目的の郡部に到着です。

 イランがすごいな、と思うのはこういうときです。

 調査のための手続きはかなり煩雑ですし面倒なのですが、実際に現場に出ると、担当の支部の人たちが非常に良く手助けをしてくれるのです。案内のために誰かをつけてくれ、自動車も用意してくれ、食事も私たちにお金を出させません。宿まで手配してくれる場合すらあります。ずっと付き添ってくれた担当者に、手間をかけさせたからとお礼のお金を包んだり、おみやげを渡してもまず受け取ってくれません。

 と、通常ですと、こちらが恐縮してしまうくらいに調査に協力してもらえるのですが、どんなことにも例外はあります。

 ある保健衛生省の支部を訪れたときのことです。
 調査目的と方法について説明し、それでは翌日の早朝に出発しましょうということになりました。
 翌朝、支部が用意してくれた自動車に乗って出発しました。運転をしてくれたのは支部の責任者の一人で、この時点では我々は、なんだか申し訳ないなあと思っていました。

 なんだかちょっと変かなあ?と思い始めたのが、調査とは関係のない、行政関係の役所を訪れたときでした。我々に同行した保健衛生省の役人は、我々をそっちのけで行政府の役人たちと話をしているのです。何だろう?と不思議な感じはしました。

 と、不思議な訪問に時間を取られ、目的地に着いたときには昼近くになっていました。目的地でも、保健衛生省の役人は村の中をあっちへ行ったりこっちへ行ったり落ち着きません。挙げ句の果てに、ある村人の家に我々を置き去りにしてどこかへ行こうとします。さすがにこれは変だぞ?と確信し、どこへ行くつもりなのか問い詰めました。すると、なんだかしどろもどろに、「この村の奥にいるクルド人のテントに行く」と言います。
 我々は思わず絶句してしまいました。
 遊牧民のテントを訪れたことがないという彼女は、村の中に残されるよりはクルド人のテントへ行きたいというので、役人にくっついて行くことにしました。
 クルドのテントに到着して、役人はなにやら男性たちと話をし、我々を女性たちのところへ連れて行きました。そして男性たちと姿を消してしまいました。

 それから彼は延々3時間姿を消したままに。

 周辺を案内してくれた子供たちからいろいろ聞き出したところ、我々に同行してきた役人は、行政府の役人たちと山で狩猟をしているということが明らかに。クルドの男性たちは案内人だったのです。

 結局、その後、調査どころではなく、我々は帰らざるを得ませんでした。

 我々はあきれ果てて、文句を言う気にもなれませんでした。
 支部の前で別れ際、しゃあしゃあと「今回の調査が満足のいくものであったことを願っています」と言うのに対し、「そうですね。あなたにとってはとても満足のいく調査だったでしょうね」と返したのがやっと。

 後にも先にも、こんなことをされたのはこのときだけですが、それだけに忘れがたい思い出となっています。
 別に調査に便乗しなくても、休日にゆっくり狩りをすればいいのにと思うのですがどうなのでしょう。もし彼女が、テヘランの本省に告げ口をしたら、と考えなかったのかなあというのは今でも不思議です。

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by sarasayajp | 2006-08-24 21:28 | イラン人 |
2006年 08月 22日 |
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 写真を整理しているとやたらと目につくのが八百屋の店先のバナナです。
 店先にディスプレイ(?)されているバナナを見ると、どうも撮らずにはいられないようです。

 イランではバナナは比較的高級な果物でした。今はどうか分かりませんが、バナナはイランでは栽培されておらず、イラクなどから持ってくるために高いのだと聞いたことがあります。
 お客様がいらっしゃるときは果物とお菓子でもてなしますが、こういうときにバナナは必ずといって良いほど果物の盛り合わせの上に燦然と輝いていて、お客様にまずサービスされます。
 最近では値段も下がってきていて、以前ほど高級というイメージではありませんが、それでも、他の果物に比べると少々お値段がはるようです。

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 イランのバナナは、こうして店先に吊されて売られています。
 バナナの保存法から見るととても理にかなっていて、なおかつディスプレイとしての機能も果たしているのわけですからすてきです。
 ディスプレイ方法も、店によってこだわりがあるらしく、軒先に一列に吊していたり、縦に吊していたりいろいろです。
 こうしたディスプレイにつられて、ついついイラン各地のバナナディスプレイの写真がコレクションされてしまうのです。

 
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 写真上:テヘラン北部、タジュリーシュのバーザールの中にあった今はもうないバナナ専門店。
 写真中:テヘランからカスピ海方面への街道沿い、ジーラルドの町の八百屋。トウモロコシがアクセント。
 写真下:カスピ海沿いの町、トネカーボンで。アットランダムな感じが素敵。

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by sarasayajp | 2006-08-22 11:27 | いろいろ |
2006年 08月 20日 |
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 町で見つけた張り紙。

 「アメリカは過ちを犯すことはできない」

 だそうですが、意味が分かるような分からないような?
 モスクをはじめとする施設にこれを貼って何を主張したかったのか、ちょっと不思議だったのでした。

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2006年 08月 19日 |
 この二週間ほどアレルギーがひどくて大変なことに。

 朝まだ暗いうちから鼻水とくしゃみで目が覚め、大騒ぎ。そのうちくしゃみのしすぎで腰を痛めるのではないかと、それでなくとも机に向かう毎日で腰を痛め気味なので心配でなりません。

 くしゃみ、鼻水、目のかゆみ(これはドライアイのせいもありますが)のため、机に向かっていても集中できません。抗ヒスタミン剤も処方されているのですが、これを飲むと結局眠気のために集中して仕事ができないのでできるだけ避けたいところ。

 二年前に発症した花粉症が引き金になったのか、今年に入ってからは粉塵、排ガスに対してもアレルギーが出るようになり、交通量の多い時間帯に外出すると大変です。

 テヘランがどんどんと変化しているということは昨日もお話ししましたが、これは我が身にしみて感じていることでもあります。
 私の今住んでいるアパートの裏は私が引っ越してきた頃は公園でした。
 特にたいしたこともない公園でしたが、子供たちがサッカーをしたり、夕方になると散歩にやってくる家族連れでにぎわっていたりしたものでした。その環境と、大家さんが良さそうな人であったことが気に入って、少し不便なところではあったのですが入居を決めたのでした。
 しばらくは、朝、すずめの声で目が覚めたり、夜、馬が走る蹄の音がしたり、時々野犬に出会ってびっくりしたりと、のんびり、楽しく過ごしていたのでした。

 ところが、日々増加する交通渋滞に対応するために、テヘラン市は我が家の裏の公園をつぶし、高速道路を建設することに。
 大家さんたちは、どうせイランのやることだから、すぐには高速道路なんてできないよ、などとのんびり構えていましたが、あっという間に道路は完成し、騒音と排ガスに悩まされることになってしまったのでした。
 あまりの騒音に、一時期は真剣に引っ越しを考えたのですが、博士論文執筆の佳境に入っていたところで、とてもではありませんが引っ越しのために不動産屋を回ったり、アパートを見て回ったりする余裕などありませんでした。「このままなら私は引っ越します!」と、大家さんを半ば脅迫するようにして、高速道路側の窓を二重サッシに交換してもらってとりあえず騒音だけは軽減(それでも朝のラッシュ時の騒音はひどいものですが)。
 論文を提出し、仕事も決まって、アレルギーを発症して、さて、本当に引っ越そうかと思わないでもないのですが、引っ越し先を見つけたり、家賃の交渉をしたり、引っ越しの荷物を作るのが面倒になっていてのびのびになっています。

 裏の高速道路さえなければ、部屋はそこそこ広いし、大家さんたちはいい人だし、職場には割と近いしと、それほど悪くないのですが、お金と手間をかけて引っ越すべきかやめておくべきか、基本的に怠け者の私としては悩んでしまうところなのです。

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2006年 08月 18日 |
 三ヶ月以上もあるイランの長い夏休みに私が何をしているかというと、アルバイトとこれまでに撮りためた写真の整理がもっぱらです。もちろんまじめに勉強もしていますが。

 10年になるイラン滞在の中で撮りためた写真はかなりの数になり、はじめの頃はまったく整理などしていなかったため、これはいったいどこで撮ったのやらという写真も山のようにあります。また、こんな写真を撮っていたのかと自分でもびっくりするような写真もあったりして、大変でありまた楽しくもある作業です。
 テヘランは激しく変化を続けている町で、私が暮らし始めた10年前から見ても随分と様子が変わっているのが写真からもよく分かります。

 そんな写真からの一枚です。
 テヘランで暮らし始めて割とすぐの頃、おそらく9年前くらいの写真です。
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 「トルコに死を(marg bar Torkiye)」
 だそうです。

 「アメリカに死を」「イスラエルに死を」というのはイランの政策上不思議ではないのですが、特に政治的に悪い関係ではないはずのトルコ共和国に対してどうして死を与えなくてはならないのかかなり不思議な落書きです。個人的な恨みでもあったのでしょうか。

 友人にこれを見せたところ、「NIOG(イラン国営ガス)の人じゃないの?」と大笑い。
 イランはトルコに天然ガスを輸出しているのですが、トルコはしょっちゅうその代金を踏み倒しているのだそうです。踏み倒し、輸出停止、協議、一部支払い、輸出再開というサイクルをもう何年も繰り返しているのだとか。

 また「アルメニア人じゃないの?」という意見も。こちらはかなり深刻な話になります。
 1915年にトルコで起こったアルメニア人虐殺に対する抗議ではないかと。詳しい説明は省きますが、このとき、150万人(アルメニア人の主張による。70万人という説も)のアルメニア人が虐殺され、生き残った人たちもトルコ近隣諸国へと移住せざるを得ない状況となりました。今でもイラン国内のアルメニア人は、毎年、トルコ共和国に対しての抗議の行進を行っています。

 ちなみに、落書きの上にある看板は、歯医者さんのもので落書きとは全く無関係です。

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2006年 08月 17日 |
 ゾロアスター教徒がフラワシ(祖霊の一種)を家に迎え入れるために火を灯していたというお話をしましたが、イランのシーア派ムスリムの間でも火は大切な役割を持っています。

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 シーア派ムスリムの墓地へ行くと、墓にろうそくを灯す台が設けてあったりランプが置かれていたりすることがよくあります。
 イランのシーア派ムスリムの間では、死者の魂は木曜日の午後に家族の許へ帰ってくると考えられており、この死者の魂のためにろうそくを灯したりランプに火を入れたりするのだとか。

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 そしてイラン各地にある聖者廟でも火は大切な役割を負っています。
 何か願い事のある人は自分が信頼する聖者廟へと行き、そこでランプあるいいはろうそくを灯し、自分の願い事をそこに葬られている聖者を通して神へと届けてもらうのです。

 イランを歩いていると、訪れる人が減り、ぼろぼろになった聖者廟を見かけることがあります。どう見ても廃墟以外の何ものでもないように見える。そんな場所でも、ランプやろうそくが灯されていてびっくりすることもしばしばです。
 そうした光景を見ると、聖域で火を灯すことが人々の信仰を表す素朴な一つの手段なのだということが感じられ、何となくほっとするのです。
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 写真上 テヘランの共同墓地で。墓の上に置かれたランプ。木曜日には家族が訪れ、このランプを灯すのだろう。
 写真中 聖者廟の中に灯されていたランプ。ランプも灯油もこの廟に寄進されたもの。願い事のある人が訪れ、そこにあるランプに火を入れる。
 写真下 聖者廟の中に灯されていたろうそく。


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2006年 08月 15日 |
 この数日、アクセス数が減っているなあと思っていましたが、なんということはない、日本の多くの人たちが夏休みに入っていたのでした。

 いわゆるお盆(旧盆)にあわせての夏休み。今の日本では、どのくらいこの盂蘭盆の行事が行われ、また意識されているのでしょうか。

 ところでこの盂蘭盆会、日本の学者先生や小説家の一部はイランの古い宗教の一つ、ゾロアスター教が起源だとしているようです。
 それが本当かどうか、私には判断をすることはできませんが、確かに表面的なところだけを見れば似ているように見えないでもない部分はあるようです。とはいえ、私もゾロアスター教の風俗習慣、儀礼に精通しているわけではないですからあくまで印象に過ぎませんが。

 困ったことに、資料がどこかに埋もれてしまって見つからないので、あやふやな記憶を頼りにしなければなりません。説明に間違いがあるかもしれませんがお許しください。
 盂蘭盆に影響を与えたと言われる行事ですが、ゾロアスター教では新年を迎えるための行事だったはずです。
 以前お話ししたことがありますが、イランには新年を迎える前の水曜日の夜(日本風に言うなら火曜日の夜)に火をたいてその上を飛んで、来たる年の無病息災を祈るというチャハールシャンベ・スーリーという行事があり、イスラームとは全く関係のない、ゾロアスター教起源の行事ですがムスリムのイラン人も行っています。
 ゾロアスター教ではこのチャハールシャンベ・スーリーは、一種の祖霊であるフラワシを家に迎え、ノウルーズ(正月)を祝う準備をするというとても大切な行事です。

 ノウルーズの五日前(だったはず)に器に火を炊き、それを屋根のひさしの上に乗せ、フラワシが天界から家に帰ってくるための目印とします。そうして家に迎えたフラワシと共にノウルーズを過ごし、またフラワシを天界へと送り出すのです。
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 盂蘭盆という言葉も古いインド・イラン語に由来するという説もあるようなのですが、こちらは記憶が相当にあやふやなので説明は割愛させていただきます。きっとネットを調べると見つかるのでしょうが、アレルギーでティッシュが手放せない今はちょっとこれ以上ディスプレイに向かうのは無理なようです。興味のある方は調べてみてください。
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 写真上 ゾロアスター教徒が使う火鉢。彼らは毎日、家の一角で火を焚き、香草を燃やして家の中に悪が入らないようにする。

 写真下 ゾロアスター教の聖地で消えることなく灯される火。

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by sarasayajp | 2006-08-15 20:46 | いろいろ |
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