イランという国で
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2006年 05月 30日 |
 ワールドカップを目前にして、調整のための親善試合が行われているようですが、イランも先日クロアチアと対戦、引き分けたそうです。
 日本のニュースで随分とこの試合が取り上げられているなあとのんびり考えていたのですが、よくよく考えてみたら、クロアチアは日本と一次リーグで一緒だったのですね。

 もともとサッカーが大好きな国で、更にワールドカップで盛り上がりつつあって、更にもう一つヨーロッパのチームと引き分けたというので、この試合の結果はほとんどの新聞で一面トップだったようです。

 ということで、ある新聞の一面トップを飾った写真です。
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 29日のSharq紙からです。ダーイーおじさんはまだまだがんばっています。


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by sarasayajp | 2006-05-30 10:51 | スポーツ |
2006年 05月 29日 |
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 バーザール周辺をうろうろしているときに見つけた花。
 10年近くテヘランに住んでいますが、クレマチス(ですか?)を見かけたのは初めてでちょっとびっくりでした。ほぼ野生状態で、柵やら電線に絡んでいましたけど、こんなに生命力の強いものだったのですね。

 昔、実家で育てていたのですけど、今はどうなっているのかなあと、なんだか日本を懐かしく思い出してしまった一瞬でした。


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2006年 05月 28日 |
 ワールドカップの話題が出たので、代表チームの記念写真を。何日か前のSharq紙からです。

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 ユニフォームが少し変わったようですね。
 名前と顔が一致しない選手がいるので、名前のご紹介はまた今度、ということで。



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by sarasayajp | 2006-05-28 12:17 | スポーツ |
2006年 05月 26日 |
 日本の新聞によると、6月9日から始まるサッカーのワールドカップをテレビ観戦できるようにと政府が指示を出したそうです(こちらを参照)。
 そこまでやるかと思わないでもありませんが、実はこれは今回が初めてではなく、前回に出場したときも同じような措置が取られました。

 もっとも、その時期ですと小学校の試験はほぼ終わっていますし、大学は試験直前の休みに入ったくらいですから、それほど影響はありません。中学や高校が一番影響を受けます。

 イランだけが特殊なのか、他の出場国でも同じような措置が取られるのか分かりませんが、政府主導でこういうことが行われてしまうのですから何ともすごいなあと思わずにいられません。子どもたちに対してそこまでしてあげなくてはいけないの?とも思うのですが、後で色々言われるよりは、先にこういう措置を取ってしまえということなのでしょう。学校側も、前回のことがありますから予想はしていたでしょうが、二週間も試験が前倒しになると、授業の進行にも影響が出ますから大変なことだと思います。

 この話を聞いて思ったのですが、都市部に住む子どもたちは日本の子どもに比べて夜更かしだと思います。
 日が長くなり、気温が上がってくると、特にそれを感じます。

 日が落ちる頃から、公園などには家族連れが繰り出し、夜遅くまで遊んでいます。翌日の仕事や学校は大丈夫なのか?と思わず心配してしまうほどです。小さな子どもが夜11時過ぎまで起きて遊んでいるのを見ると、人ごとながら、これで良いのか?と思ってしまいます。昼寝をしているから大丈夫なのだ、と言われればそれまでなのですが、夜の睡眠時間が少ない子どもの脳の発達には問題が見られることがあるという研究結果を見たことがあったよなあなどともついつい心配になるのも事実です。

 昼間が暑いので、昼寝などをして家の中でゆっくりとし、夕方涼しくなってから行動するというのは、生活パターンとして分かるのですが、夕食が夜の9時10時というのはやはりどうかと思わずにいられません。
 なんでも、夕食は日があるうちに食べるものではないのだそうで、日が沈んでからでないと食べる気にならないのだとか。これでは夕食が遅くなるのも当然ですが、なんだか健康に悪そうです。

 家族が一緒に食事をし、一緒に食後の散歩をする。そのこと自体はとても素敵なことだと思いますし、なくさないで欲しい習慣だなあと思うのですが、もう少しだけ時間を早めることはできないのかな?などと余計なお世話かもしれませんが、夜中の公園で遊ぶ子どもを見ると、ちょっとそう考えずにいられません。

 それとも、子どもに対して「早く寝なさい」というのは日本だけなのでしょうか?他の国の子育て事情を知らないので、ついつい日本基準で考えてしまうのですが。



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by sarasayajp | 2006-05-26 19:17 | イラン人 |
2006年 05月 25日 |
 昨日、我らが大統領閣下がフーゼスターン州入りをしました。

 イラン・イラク戦争での激戦地の一つ、ホッラム・シャフルがイラクの占領から解放された記念日に際しての式典に出席するためなのですが、それにしても大統領閣下は地方への遊説が大好きなようです。

 もっとも、これは現大統領閣下だけではなく、前大統領や閣僚などもあちこちへと本当によく出かけていましたし、います。党内政治、派閥政治に明け暮れる日本の政治家を見慣れていた目には、イランの政治家たちは随分と国内外で活発に活動するものだ、と映ったものでした。
 日本の外相は、在任中にどれほど外交のために国外に出かけるでしょうか?ハッラーズィー前外相はしょっちゅう海外に出て、ハータミー大統領と共に、イランを国際社会に復帰させるために大きな役割を果たしていたものでした。

 アフマディーネジャード大統領が地方へ行くのは構わないのですが、「庶民の味方の気さくな大統領」を演出するためか、もともとそういう性格だからなのか、スケジュール無視の行動を取ろうとして周囲を困らせることがあるのだとか。
 それともう一つ。人気取りのためなのか、やたらと大盤振る舞いを約束して帰ってくることはなんだか心配です。何かというと「予算不足です」という各機関や大学をはじめとする研究機関の台詞を耳にしているので、あれこれ約束なんかして大丈夫なの?と思ってしまいます。それとも、大統領の鶴の一声でどこかしらから予算が湧いてくるのでしょうか?
 口約束だけで結局何もしなかったら、人気が落ちるだろうなあと、大統領派でもなんでもないのについつい余計な心配をしてしまうのでした。


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by sarasayajp | 2006-05-25 11:53 | いろいろ |
2006年 05月 23日 |
 写真整理をしていて見つけたもう一枚。
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 トイレです。

 イランのトイレは男性も女性も同じくしゃがんで使うようになっています。
 このトイレ、時々、どうしてこんな向きに作ってあるの?と不思議に思うようなものがあります。ドアを開けるとドアから45度傾いて斜めだったり、長方形の空間の中を狭く使っていたり。

 日本でも、玄関の位置やトイレの位置、台所の位置を風水などに従って気にする人がいるように、イランでもトイレの向きを気にする人は沢山います。
 イランの場合、メッカに向かってもお尻を向けても失礼であるというので、メッカの方向を避けてトイレを作ります。そのために不思議な向きのトイレができあがるのです。

 それともう一つ。トイレがやたらと壁に寄っていて使いにくい場合がありますが、これは用足しの時に右足(だったはず)に体重をかけるようにという習慣に従いやすくするためだという意見があります。確かに、壁が近いとそれとは逆の方向に体重が移動しますから、自然と片方だけに体重がかかるようになります。
 でもこれには反対意見もあって、単に設計ミスで排水管の位置がずれただけだという話もありはっきりしませんが、モスクなどいくつもトイレが並んでいるところでも片方の壁にトイレが寄っていることが多いということは、わざとそうしている可能性も高いと思います。建築設計者に聞いてみなくてはと思いながらもついつい忘れてばかりいる質問の一つです。

 ちなみに、イランのトイレは、和式トイレとは逆で、排水口のある方にお尻を向けます。


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日曜日の大統領閣下
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by sarasayajp | 2006-05-23 14:56 | いろいろ |
2006年 05月 22日 |
 このところ仕事が立て込んでいて忙しかったのですが、それも一段落し、久しぶりにぽっかりと時間が空くようになりました。

 で、ずっとさぼっていた部屋の掃除やら、締め切りはないけどやっておかなくてはならない翻訳の仕事や、これまで撮り溜めていた写真の整理などを始めました。
 もともと、家事の中で掃除や整理整頓が一番苦手なため、何日か油断すると部屋の中があっという間に散らかってしまいます。データや写真の整理は好きなのですけど。

 ということで、部屋の掃除を諦めて写真の整理をしていたのですが、気になる写真を見つけました。
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 見ての通り、注射器とスプーンです。
 こういうものがちょっとした空き地や、植え込みの影などに捨てられているのです。

 今、テヘランの一番の問題の一つが麻薬の問題だといわれています。
 それがどれほど深刻なのか、はっきりとした統計は手に入らないのですが、先学期末に行った試験の時にも、何人かの学生が、「今、テヘランで一番の問題は麻薬中毒患者の増加です」と言い、日常的に目にする常習者の姿に恐怖を感じると言っていました。新聞の市民からの声のコーナーでも何度か、政府などがこの問題に真剣に取り組むようにという声が寄せられています。

 大麻やヘロインなど、様々な種類の薬物が売られ、若者が簡単にそれに手を出せる状態だと言います。実際、私も買わないかと道ばたで持ちかけられたこともあります。また、旅行先で雇った運転手が休憩時間に吸っているのを目の当たりにして、このまま運転を任せて良いものかどうかと困惑したこともありました。常習者が物乞いとなって家々のブザーを鳴らしているのも目にしますし、私のアパートにもやってきていました。

 学生などに聞いたところによると、品質にもよるがポテトチップスを買うくらいの値段で簡単に手に入る、とのことでした。

 葉っぱを吸うのはともかく、注射器で気になるのは、最近保険衛生省などが発表した統計によると、イラン国内のHIV感染者の増加が、性交渉ではなく注射の回しうちによるものだということが明らかになっていることです。

 政府は取り締まりを厳しく行っていると言いますが、現実にはじわじわと問題は社会に広がっています。私などでは何をどうしたらよいのか見当もつかず、あちこちで目にする光景に心を痛めることしかできないのが歯がゆくてなりません。



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2006年 05月 20日 |
 イランの国の花といえば薔薇。
 イランのあちこちに、原種に近い小振りな薔薇が植えられ、今が盛りと咲いています。

 この薔薇の花を利用した薔薇水でもイランは有名で、一年に一回、メッカのカアバ神殿のすす払いが行われるときにはイラン産の薔薇水で清めが行われるのだとか。更には、直接国交がないアメリカにもイランの薔薇水が売られているのだそうですから驚きです。

 薔薇水を作るのに使われるのは、「ゴレ・モハンマディー(ムハンマドの薔薇)」と呼ばれる香りの強い薔薇です。
 濃いピンク色の小さな花ですが、香りがとても強く、薔薇と薔薇水生産で名高いカーシャーン近くの村ガムサルでは、村に入った途端に薔薇の香りが漂ってくるほどです。
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 このガムサル村では、毎年4月末から5月一杯にかけて薔薇水作りが行われます。

 ガムサル村は標高が1800メートルを超える高地で、寒暖差の大きな気候が薔薇作りに適しているとかで、小さな村なのですが、イランの薔薇水生産の大きな部分を占めているとのことです。

 で、先日、このガムサル村へ行ってきました。

 薔薇の時期のガムサルを訪れるのはこれで三回目で4年ぶりでした。
 以前に比べると薔薇と伝統的な方法で作られる薔薇水作りを見に来る観光客が増えていて、村の道路なども良く整備されているのにまずびっくり。

 薔薇水を作るための薔薇摘みは、日の出前に行われ、日が出たら終わりだとされていました。
 これは、日が昇って花が完全に開いてしまうと香りが飛んでしまうことと、ミツバチなどによって花が荒らされるからだそうです。
 そこで、以前は、学校へ行く前の子どもたちも暗いうちから薔薇園に出て花を摘んでいたものでした。
 ところが、今回村を訪れてみてびっくりしたのですが、子どもたちが薔薇摘みの手伝いをしなくなっており、また、日が昇る前の作業よりも日が昇ってからの作業の方が長いほどでした。
 聞いてみたら、結構厳しい労働なので子どもたちは手伝いを嫌がるようになり、また、賃金が比較的安いアフガン人労働者などが入り込むようになったこともあって、以前とは作業の様子が変わってしまったのだとか。

 まあ、ともかく、薔薇摘みの様子です。
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 こちらは薔薇摘み歴50年のおじいさん。杖をつきながらのんびりと薔薇摘み。作業の手としてよりも、おじいさん自身がこの時期になると薔薇摘みをしないではいられないといった様子。

 摘み取った薔薇の花は、その日のうちに蒸留機にかけられます。
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 村の道路が立派になっていて驚いたと書きましたが、ガムサルの村役場はこの数年、薔薇水作りが「商売になる」とようやく気付いたとかで、観光客の誘致に力を入れると同時に、これまで特に組合もなく、それぞれの家で薔薇水作りが行われていることを利用して、色々と税金をかけてきたのだそうです。
 蒸留機一機あたり、一日1万リヤールの税金を払わなくてはいけなくなったし、蒸留のためのガス代も馬鹿にならないと嘆く人もいました。
 こうして税金をかき集めた結果でしょうか、ガムサルの村役場はとても立派な建物でした。

 どこの国でも似たようなことが起こるようです。
 それにしても、国の統制が強いイランで、村役場が単独でこんな風に税金をかけることができるのかどうか、今度確かめてみなくてはと思った次第です。



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2006年 05月 19日 |
 大統領閣下が、核問題に関してのヨーロッパの提案を、「クルミとチョコレートで金を取り上げるようなもの」と発言したとか。

 この発言を聞いて思い出したのが、イランで最も有名な古典詩人の一人であるサアディーが自分の幼少期についての思い出を述べた詩の一節です。


私は父の生きていた頃のことを覚えている
その上に慈悲の雨がいつでも降り注いでいたと
彼は私がまだ幼かった頃に石版と帳面を買い
我がために金の指輪を一つ買ってくれた
突然にある人が
我が手に一粒の棗椰子を載せ指輪とした
小さな子供は指輪の価値を知らなかったため
菓子によって指輪を取り上げることができた



 大統領がこの詩をふまえて上の発言を行ったのかどうかは明らかではありませんが、詩人の詩や哲学者の言葉の一節を引用しながら演説する文化のある国ですので、もしかしたらそうかもしれないし違うかもしれません。でも、普段あまり文学などと縁のなさそうな大統領閣下の発言としてはちょっと異色だったので、頭に残った一言だったのでした。



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by sarasayajp | 2006-05-19 11:35 | いろいろ |
2006年 05月 17日 |
 ファールス州で見つけた看板。
 エスファハーンが、EsfahanではなくてSfahanになっていてびっくり。

 
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 「最新式の表記なんじゃない?」とはご一緒した方の言。
 もしかしたらそうなのかしら?とついつい納得。



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by sarasayajp | 2006-05-17 21:00 | いろいろ |
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