イランという国で
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カテゴリ:テヘランにて( 129 )
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2007年 08月 26日 |
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 我が家の近所にいた長毛種の猫。
 ちょっと平べったい顔といい、ちょっとおっとりした性格といい、ちょっとペルシア猫の雰囲気。

 それにしても、せっかくの長毛なのだし、洗ってあげたいなあと思ってしまうハンサムさんなのでした。

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2007年 08月 24日 |
 またまた写真を整理していて見つけた看板。
 最近はほとんど見なくなったような感じがしますが、以前はあちこちにありました。

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「子供は一人でいいね
 二人で十分」


 という感じでしょうか。

 イラン・イラク戦争中に強力に推し進められた「産めよ増やせよ」という政策が、戦争後、爆発的な人口増加という結果につながりました。
 しかし、戦後の社会や経済の復興が進まない中、人口だけが増え続けることに対する危機感から、政府は今度は少子化政策をとることに。
 とはいっても、それほど積極的な活動を行ったわけではなく、コンドームの無料配布と、こうした広告をあちこちに立てたり貼ったりしたくらいだったようです。
 しかしながら、イランの人口ピラミッドは劇的に少子化に向かいました。一部地方の農村部などを除き、都市部では経済的な理由から子供をたくさん作らなくなったからです。政府に言われなくとも一人か二人しか産めないわよ、という感じらしいです。

 同じように人口抑制を進めるプロパガンダに、「少ない子供でより良い生活」というものがありました。こちらも写真に撮ったはずなのですが、まだ見つかりません。どこに埋もれているのでしょうか。

 探しているときには捜し物は見つからないというのは真理だと思わずにいられません。

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2007年 08月 19日 |
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 友人が、「日本や中国の料理を教えて」と頼んできました。「イラン料理よりも健康にいいんでしょ?」とのこと。
 このところ、料理雑誌やテレビの料理紹介コーナーなどでも、日本をはじめとする東アジアの料理やそのアレンジ料理が紹介されるようになり、折からのダイエット・健康ブームとも相まって、少し関心が持たれるようになってきたようです。

 とはいえ、イランでは調味料などで制限が多いために、東アジアの料理をそのまま作ることは難しいのも確かです。それでも、ニンニクとショウガを使うと、何となく中華風になるので助かっていますが。

 ニンニクはイラン料理にも使われているので簡単に入手できますが、生ショウガの方は、アジアの食材を扱っている店でないと買えないものでした。
 ところが、この二三年、市内のあちこちで「薬」として売られている生ショウガを見るようになりました。段ボールに貼られた紙によれば、筋肉痛に効くとか(多分)。

 季節になると白菜や大根も出回るようになりましたし、今度はどんなものが手に入るようにのかなあとちょっと楽しみなのでした。

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2007年 08月 14日 |
 写真を整理していて気づいたこと。

 最近、こういう二階建てのバスを全く見なくなったなあということと、側面に広告を描いたバスが減ったなあということ。

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2007年 07月 04日 |
 先日、テヘランの市バスが男女を厳しく分けているというお話しをしましたが、イランのすべての交通機関で男女の別が厳しいのかというとそうでもないから不思議だったりします。

 市バスの他にミニバスと呼ばれる小型バスもテヘラン市内を走っていますが、こちらは男女の区別はありません。見知らぬ男女が隣り合って座ったり、混雑しているときはぎゅうぎゅうとくっついてしまうこともあったりします。
 また、サヴァーリーと呼ばれる乗り合いタクシーも、男女を分けていませんし、地下鉄も決して男女の車両が分けられているわけではありません。

 町と町を結ぶ長距離バスや国内・国際航空便でも家族でも親戚でもない(ナーマフラム)男女が隣り合って座ることはあります。

 結局、男女が厳しく分けられているのは市内バスだけ?という情況だったりします。
 しかしこれも、通勤時間帯など男性席が激しく混雑しているときなどは、女性席の方へと男性も入ってきてしまいますし、それを女性側も厳しくとがめることはないようです。

 どんな交通機関でも、規則にはなくとも基本的に男性はナーマフラムの女性に触れたりしないように自主的に席を替わったり、男性の多い場所へ移動したりするなど男性が気を遣ってくれる多いですし、女性が「ナーマフラムの男性と一緒に座りたくない」と主張すれば、長距離バスや長距離列車、航空便では乗務員が席を交換してくれます。
 乗り合いタクシーの後部座席で男性が女性に挟まれそうになったときなども、男性が一度降りて、女性を先に乗せてから乗るなど気を遣うことも多いですし、女性も同じようにするようです。

 もちろん、中には男女が混在した場所でこれ幸いと女性に対して痴漢を働く男性もいますし、どう見ても結婚していないカップルがいちゃいちゃとしていることもあり、「厳格なイスラーム国家」という看板はいずこへ?と突っ込みたくなるシーンにも出くわすのですが、まあ、これはこれで人間らしいというか何というか、というところでしょうか。

 あまりに厳密に男女を分けすぎるのも不健全な感じがするのですが、でもやはり、「人の心は弱く、誘惑に負けて悪い方へと引き寄せられてしまうから」そうならないように予防策として男女を分けるという考え方そのものは理解できないでもありません。やりすぎてお互いを理解できなくしてしまったり、それを悪利用されてしまうのはどうかと思いますが。
 イスラームの預言者ムハンマドが言ったとされる言葉に、「ヘジャーブはあなたの目の中にある」というものがあります。ヘジャーブ(イスラーム法の規定に従った服装)を纏うことが正しいことなのではなく、男性でも女性でも、相手を見るときに欲望を持たずに相手に敬意を払ってふるまうこと、つまり人としての精神がヘジャーブを纏っていることがムスリムとして正しい行為なのだ、ということを表した言葉だと習いました。これはムスリムでなくとも参考になる言葉なのではないだろうかと、友人からこの言葉を教えてもらったときに思ったものでした。

 男性たちによると、「痴漢に間違われたら大変だから」というのもあるようですが、テヘランをはじめとする都市部の男性は家の外では割とフェミニストなように見えます。これを世界中が「イスラームが支配する厳格な国」であり、「女性が家に閉じこめられ、虐げられている社会」と見ているんだから面白いなあと思うこともあったりするのです。もちろん、そういう面もないとは言えないのですが。

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2007年 07月 03日 |
 私はテレビを見る方ではありません。
 もちろんテレビは持っていますが、ニュースチャンネルを時計代わりにつけているくらいで、日によってはテレビを全くつけない日もあるくらいです。
 これは日本にいるときからそうで、日本でもニュースやドキュメンタリーのような番組を見るくらいで、テレビよりは本を読む方が好き、という生活でした。

 日本でもイランでもほぼ全く見ないものの筆頭がドラマです。どうして?と聞かれると困るのですが、好きではないのです。多分、毎週(あるいは毎日)、同じ時間にテレビの前にいなければいけないというのが好きではなかったのだと思います(ビデオに撮ればいい、という話もありますが)。
 さして興味もないし見ないため、誰かと話していてドラマの話題を出されるのが一番困ります。イランに来たばかりの頃は「おしん」「はにこ(はねこんま)」のことばかり聞かれ、困るやらうんざりするやらでした。日本人だからといって日本のドラマを必ず見ているわけじゃないし、それどころかドラマが嫌いという人もいるんだけどなあと、こうした話題を振られることを迷惑に思ったものでした。

 この数年は、日本のドラマはイランでは放映されなかったかされてもヒットしなかったかで、イランの人と話していてもドラマの話題を振られることはなかったのですが、昨年あたりから少し状況が変わってきました。

 日本でもヒットしたと言われている韓国のドラマ「チャングムの誓い」が「やんぐん」という名でイランでも放映され、イランの人たちの心を掴んでいるからです。このドラマの放送時間帯になると、外を歩いている人が減ると言われているとか。
 私はほとんど見ないとはいえ、他の人がドラマを見ることに関しては別に何とも思っていませんし、それが会話のきっかけになるのならドラマの話にもおつきあいします。しかし、この「やんぐん」に関しては、「おしん」と同じくらい困るというか、やめてほしいなあと思う瞬間があったりします。

 こちらが東洋系だとみると、話題はとにかく「やんぐん」です。初対面に近い相手に対して一番手軽な話題だというのは分かるのですが、見てもいないドラマの話を熱烈にされたり、感想を求められても困るというものです。ドラマがどれほど面白いかを話すことに夢中になるあまり、こちらの「見てない」という言葉を無視してくれる人もいたりして、なんとも参ってしまいます。「日本人なのにどうしてみていないの」に対しては、ついつい「余計なお世話」と言い返したくなってしまいます。単純に私がひねくれ者なだけなのでしょうが。
 それから何よりもなんだかなあと思うのが、「やんぐん」を日本のドラマだと思っている人が意外と多いということです。これが日本語学科の学生にも意外といるので、こらこらという感じです。
 ある日本語学科の先生が言った「ドラマの最中にずっと、『このドラマは韓国のものです』と字幕を流しておいて欲しいですよね」という言葉に、思い切り頷いてしまったのでした。

 「おしん」もそうですが、虐げられたヒロインがそれにも負けずがんばり、成功を収めるという物語がイラン人の心を掴むのかなあと、これまでに放映された他の韓国のどのドラマよりもヒットしている理由を考察してみる、今日この頃だったりするのです。

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2007年 06月 27日 |
 携帯電話の料金の振り込みをしそこねたまま、振り込み期限が切れてしまいました。
 そのため、振り込み票の再発行をしてもらいに出かけてきました。

 それほど広くないオフィスに入ると、同じように振り込み票の再発行をしてもらおうとする人や、振り込みをしたのにまた振り込み票が来たから確認してくれという人たちで一杯でした。それも、バーザールのすぐ隣という地理的条件からでしょうか、男の人ばかりでちょっと引いてしまうような雰囲気です。
 しかし、振り込みのためには引いてはいられません。その人混みに突入して、列の最後を探します。
 多分ここかな、という場所で「列の最後はここ?」と聞くとそうだとのこと。まだまだカウンターまでは時間がかかるなあと、蒸し暑さの中、うんざりしながら待っている間にもどんどんと列は長くなっていきます。

 そうするうち、カウンターで何か言い合いが始まりました。
 一人のおばさんが、順番を無視して自分の用事を強引にカウンター内の職員にやらせていることに、順番を守って並んでいた男性たちが文句を付けているようです。
「だって、私はここではたった一人の女性なのよ。優先してくれるべきよ!」
 と言うおばさんの台詞に、そこにいた男性たちの視線が一斉に私に集まりました。
「何言っているんだ!そこにも女性が一人いるけど、列に並んでるぞ!」
 突き刺さるように集まる視線に、内心、思わず悲鳴を上げてしまった瞬間でした。

 男性たちの私を指しての抗議もおばさんには全く効果はなく、カウンター内の男性に仕事をさせ、悠々と出て行ってしまったのでした。

 おばさんのこうしたときの一種の図々しさはイランでも日本でも変わらないようです。
 それとそうしたおばさんのパワーに結局男性が負けてしまうことも。

 思い出してみると、私がイランに来た11年前にはパン屋や銀行など、とにかく混んでいて、列を作って並んで欲しいところで並ぶ人は少なく、割り込みばかりでした。最近は場所にもよりますが、順番を守らない人の方が非難されるようになっています。友人などによると、上手く割り込みをして仕事を早く済ませることが「ゼラング(賢い)」ことだとされていたけども、最近は少しずつそれも変わってきているとのことです。確かに、割り込みをする人に対して、他の人が注意するようになりましたし、列の最後に並ぼうとする人が増えているように感じます。
 これで、公共料金が銀行などの自動引き落としになってくれたら、振り込みをしそこねることもないし、銀行での列そのものが減るのになあと思うのでした。

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2007年 06月 23日 |
 ここしばらくは忙しく、家で夕食を作って食べる気力もない状態でした。
 スイカやメロン、杏などを食べて寝てしまったり、果物すら食べずに寝てしまったりと少々問題のある生活が続いていました。

 これではいけないと、昨夜はちゃんとご飯を炊こうとキッチンに立ちました。
 米をとごうとしてなんだか不思議なものが目に入りました。
 流し台の排水口からひょろりと何かが立ち上がっています。
 何と、排水管に引っかかっている何かの種から芽が出て伸びていたのです。
 こんなことは初めてで、思わずまじまじと眺めてしまいましたが、写真を取り忘れたことだけが悔やまれてなりません。

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 どうしてそんなに忙しいんですか?という質問を受けることがありますが、自分で自分を忙しくしてしまっているんですよね~と言うしかありません。自分であれやこれやと仕事をつくっては出かけているだけなので、ある意味自業自得です。

 ところで、最近気がついたのですが、通年の花粉症を発症して以来の悩みの種であるアレルギー性鼻炎ですが、どうやら強いストレスにさらされているときにも悪化するようなのです。ビザオフィスをはじめとする各種事務仕事の時にはティッシュが手放せないというのは、まさしくそういうことではないのか?と。神経性胃炎もまだ完全ではないのに面倒なことです。

 そのストレスのたまる事務仕事の一つ、リエントリー・ビザの取得のために手続きをしていたときのことです。
 現大統領閣下が職務に就かれて以来、ビザオフィスでの手続きが煩雑化していることは明らかで、ストレスがたまらずにいられません。
 外国語学部から大学本部へレターを発行してもらい、大学から教育省宛にレターを発行してもらい、教育省からビザオフィスへのレターを発行してもらい、それを持ってビザオフィスで手続きをする、というのがこれまでの流れだったのですが、大統領閣下の登場で、ビザオフィスでの手続きが一段階増えました。どういう意味なのか分かりませんが、ビザオフィスその一でビザ申請のための書類をすべて整えて提出し、ビザオフィスその二へのレターを発行してもらいます。このレターを持ってビザオフィスその一とはかなり離れた場所にあるビザオフィスその二へ行き、また一からすべて申請書類を整えて提出するという訳のわからなさです。
 それだけでも随分と腹立たしかったのですが、最近、ビザオフィスその一で、即日で発行してくれたレターが翌日発行となり、更にはビザオフィスその二の中での手続きも煩雑になってしまいました。ビザオフィスその一からもらってきたレターを外国人のビザ関連業務を行っている部署のトップの所へ持っていき、ビザ発行業務を行うべしという「指事」をもらってこいというのです。こういう場所のトップというのは大抵オフィスにはいないので、あちこちたらい回しになってしまいます。

 もう何が何だかという感じです。

 結局、大統領閣下が公約としていた「雇用創出」のために公務員の数を増やし、大して仕事があるわけでもないのにサインをするだけの人員を増やし、事務仕事を煩雑化しているだけなのです。

 しかしこれって「雇用創出」と言えるのだろうかと激しく疑問です。
 ハータミー前大統領時代に国政のスリム化を図るべく、公務員の人員整理を行ったのを元の木阿弥にしただけでは?という気がしてなりません。
 結局、事務を複雑化・煩雑化し、その結果、事務を早く済ませてもらうために賄賂が横行し、公務員に支払う給料が予算を圧迫するというだけでしかないように思うのですが、素人考えでしょうか。私が関係する教育省やイスラーム指導省関連機関は、幸いなことに賄賂とはあまり縁のないところなので(コネは別)、淡々と事務をこなせば良いだけですが、例えば建築関連の役所などはで事務を済ませるために賄賂が必要だし、また向こうから要求してくると知人から色々と聞いています。
 これはハータミー前大統領の時代から叫ばれてきた「腐敗の防止」とは逆行することなのではないかと思わずにいられません。

 「雇用の創出」というのは何らかの産業振興やてこ入れを行うことで経済を活発化させ、それによって雇用を増やすということだと思っていたのですが、イランではそうではないんだなあと、暑い中、テヘラン市内をあちこち振り回されて、どっと疲れと鼻水が出てしまった出来事だったのでした。

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2007年 06月 20日 |
 昨日、外出先から家に帰ろうとバスターミナルでバスに乗りました。

 イランのバスは、私がイランに来た頃(11年前ですね)はCOMECON体制下のハンガリーで作られたバスが主流でしたが、その後、イラン・ホドロー社によるバスが登場し、現在はイラン・ホドロー社の天然ガスを使って走るバスが走るようになっています。
 料金も、私がイランに来た頃はチケット1枚50リヤールだったのが、今では200リヤールです。

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     (バスのチケット。5枚綴りか10枚綴りで売られている。バスに乗るのに一枚使ったので、写真のものは4枚になっている)

 時間の流れをしみじみ感じてしまいます。

 バスの料金ですが、最近は、新しい車両を使った現金バスが走るようになっています。これが距離によって違いますが1000~1500リヤール(13~19円)くらいです。もちろん、これまでの安いチケットバスも走っています。

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 イランのバスは男性と女性の席がはっきりと分けられています。
 テヘランの場合、バスの前半分が男性で後ろ半分が女性です。たとえ家族で乗り込んだとしても小さな子どもはともかく、中学生以上になれば男女別々です。このあたりちょっと不便です。男性を気にしなくて済むというのは楽なのですが。

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 ともかく、男女が交じってしまうことがないようにと、バスの中に鉄のバーがしっかりと渡されて、男女をきっぱりと分けているのです。
 このため、朝夕の通勤・帰宅時間帯など、時間によっては男性の方だけがぎゅうぎゅうになっているのに女性の方はがらがらということも起こったりします。もちろん時間によっては逆になることもあります。
 エスファハーンなどは厳密に分けていなくて、男女の乗車比率によって男性の席が広くなったり狭くなったりするようですが。

 イランの市バスは冷暖房がないので、夏はあまりバスに乗らないのですが、昨日は選択肢が他になかったためバスに乗ったのです。
 チケットバスの方を見たところ、そちらは込んでいたため、現金バスの方を使おうと、乗りこんだところ、なんだか様子が変です。
 普通、バスは男性が前部で女性が後部なのですが、女性が前部に乗っています。
 男性が前に座ろうとするとチケット売りのおじさんなどが「後ろにのんなさい」と注意をしています。
 何だろうなあと不思議だったのですが、すぐに謎は解けました。
 よっこらしょと乗り込んできた運転手が女性だったのです。

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 最近はバスやタクシー、トラックなどの運転手に女性が進出しているとは聞いていましたが、女性のバスの運転手に当たったのは初めてでした。
 運転手の女性を男性が取り囲んではいけないということで、運転手に近い前部が女性席に変わってしまっていたのです。

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 さすがは男女の別が徹底している市バスです。

 こんな所にまで気を遣うんだなあと、ある意味感心してしまった出来事だったのでした。

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2007年 05月 29日 |
 テヘランは比較的涼しい日が続いていたように思うのですが、さすがにここしばらくは夏が近づいていることを感じさせる日射しの強さです。気温もぐんぐんと上昇して、大学にも冷房が入るようになりました。
 私が住んでいるアパートはまだクーラーを入れる準備が整っていないのですが、町のあちこちでクーラー用品が大量に見られるようになり、冷房が入る夏ももうすぐそこという感じです。

 そのクーラー用品というのがこれです。

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 木くずのパッキンのようなシートなのですが、これを見るようになると、「ああ、夏が近づいているんだなあ」という気分になるものです。

 イランはカスピ海岸やペルシア湾岸などの湿度の高い地域を除くと、水冷式クーラーが一般的です。ここ数年は韓国製の日本でも見るようなエアコン(ガス式と呼ばれているらしい)が見られるようになってきていますが、まだまだ大きな箱状の水冷式クーラーが幅をきかせています。

 このパッキンを水で浸すようにして、その後ろから送風をすると、ひんやりとした空気が送り出されるという次第。
 クーラーを使う間ずっと湿った状態ですから、翌年には真っ黒に汚れたりするこのパッキンを新しいものに取り替え、送風モーターや水を通す管がちゃんとしているかどうかをチェックするのが夏前の大切な作業なのです。

 テヘランは日本に比べるとずっと乾燥しているため、家の中にいて窓を開けていると風が入ってそれなりに涼しいので、私はよほどのことがないと冷房を入れないのですが、暑がりで寒がりのイランの多くの人たちは、夏になると寒さで体調を崩しそうになるくらいに冷房を入れっぱなしにするのでたまりません。まあ、水冷式クーラーの欠点の一つは温度調整がしにくいというところなので仕方がないのですが、良くこんな寒いところにいられるなあと感心してしまうこともしばしばです。

 毎年、夏と冬になると、「イランの人は極端から極端に走る傾向がある」というあるイラン研究者の言葉を思い出してしまうのでした。

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