イランという国で
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金魚
2008年 03月 25日 |
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 ノウルーズのカードには、ノウルーズの飾り物であるハフト・スィーンがデザインされることが多いのですが、金魚だけ、というのもよく見かけます。逆に、金魚を見ると「ああ、ノウルーズだなあ」と思うくらいに金魚とノウルーズは密接な関係にあります。
 どうしてお正月に金魚を飾るのかというと、生命のシンボルだから、という説が有力なようです。水を張った鉢に一匹の金魚を入れて飾るのがふつうです。

 イスラーム以前のイランの習慣と言われるノウルーズの儀礼ですが、イスラーム以前の信仰を守るゾロアスター教徒のノウルーズの飾りには金魚は入っていないのだとか。となると、この習慣はいったいどこから来たのだろうとちょっと不思議なのですが。
 また、ムスリムは「ハフト・スィーン(Sで始まる七つのもの)」を飾りますが、ゾロアスター教徒は「ハフト・シーン(SHで始まる七つのもの)」を飾るなど、少しずつ違っているようです。

 また、ゾロアスター教徒はアヴェスター(ゾロアスター教の聖典)をハフト・シーンと共に置きますが、ムスリムはクルアーン(コーラン)を置きます。もっとも、このクルアーンを置くという習慣は、近年のものだということですが。

 年末になるとノウルーズのために金魚があちこちで売られるようになり、ノウルーズが近づいていることを感じさせてくれます。
 ノウルーズの間飾られた金魚は、13日目にピクニックに出かけた先で小川などに放してやるのが習慣なのだとか。

 ペルセポリスのレリーフにも金魚が添えられていたように、それ一つでノウルーズを感じさせてくれる金魚のカードのご紹介なのでした。

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by sarasayajp | 2008-03-25 18:07 | いろいろ |
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