イランという国で
sarasaya.exblog.jp
  ブログトップ
念書
2007年 11月 09日 |
 風邪は大分良くなったのですが、鼻のかみすぎ、空気の乾燥、空気の悪さなどから鼻血が止まりません。たらたらと流れ出すようなものではないのですが、鼻をかむと怖いことに。

 と、鼻をぐずぐずとさせながら、昨晩は日本からいらした方のお迎えにメフラバード空港まで出かけてきました。

 最近はエミレーツ航空を使う方が増えたため、メフラバード空港は随分と久しぶりでした。国際便の発着が減ったためか、昔のような花束を抱えたお出迎え家族が随分と減っていて、ちょっと寂しくなっていたのが印象的でした。エマーム・ホメイニー国際空港の方はテヘランから遠いからなのかちょっと広いからなのか、それほどお出迎え家族が印象に残らないのです。メフラバード空港は、狭くて薄暗い空間に、黒っぽいコートやスカーフ、チャードルの女性たちが花束を過抱えてぎゅうぎゅうと集まり、家族を見つけては悲鳴を上げていたという印象が何故か強いのです。

 まあ、それはともかく、例の中村君誘拐事件の余波を受けてなのか、エミレーツ航空などの湾岸系旅客機に押されてのことなのか、日本から北京を経由してやって来たイランエアに日本人の姿は少なく、団体旅行が一組と個人旅行客が少しいただけだったようです。
 昨夜出迎えに行った方に聞いたところによると、イランで何が起こっても自分の責任であるとの念書にサインをさせられたとか。

 イランって一体どういう国だと思われているんだ?と思うのと同時に、そんな念書を書かせなければいけないくらいなら、最初からチケットを売るなよと、何とも責任逃れの激しい日本の旅行社にも、ちょっと、なんだかなあと思わずにいられなかったのでした。

 一人で旅行に来たからには自分で自分の行動に責任を持たなければならないというのは当然のことで、それは行く先がアメリカだろうがイランだろうが同じだと思うのです。そんなこと、念書を取らなくとも常識ではないだろうかと思うのですが、違うのでしょうか。

 そもそもの発端となった中村君の誘拐事件ですが、報道を見ているだけだとイラン政府にやる気があるのかどうかよく分からない感じです。イラン政府の面子もかかっていますから、それなりに対応しているのだとは思いますが、バルーチェスターンの現地の人たちに聞いても「そんな事件があったの?」という反応ばかりで、本当に警察や軍が動いているのかどうかもよく分かりません。
 このところ、朝晩などは随分と冷え込むようになりました。中村君がどこにいるかは分かりませんが、このまま長期化したら体力的にも厳しいだろうと心配です。
一日も早く事件が解決することを、願ってやみません。

人気blogランキングへ
[PR]
by sarasayajp | 2007-11-09 21:07 | いろいろ |
<< 翻訳 ページトップ ライバル >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Yuzuki Skin by Sun&Moon