イランという国で
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コロンビア大学許すまじ?
2007年 09月 27日 |
 昨日のニュースは大統領閣下の国連での演説、ではなくて、その前に行われたコロンビア大学での講演に関すること一色でした。

 確かに、国連での演説は歴代大統領閣下があるいは歴代最高指導者が繰り返し主張してきたことばかりなので、特に取り上げることでもなかったのでしょう。
 コロンビア大学の学長をはじめとする人たちが大統領閣下に侮辱的な発言をしたということのようですが、大統領閣下~イランという国のイメージと言ってもいいのでしょうが~に対して厳しい質問が飛び交うことくらい想像していたんじゃないの?と普通には思うのですがどうなのでしょう。まさか諸手を挙げて歓迎され、イランの主張は全面的に正しいと言ってもらえると思っていたのでしょうか?ちょっと不思議です。大学周辺での反イラン集会も普通に考えれば、想定内なのでは?と思うのですが。イラン国内のいくつかの大学が抗議の手紙を出すとか出したとかの騒ぎになっているそうですが、どんなものでしょうか。
 もし、そういうことを全く想定しないで、「アメリカ有数の大学から招待された~自分ってすごい重要人物?」などと、ほくほくと出かけたのでしょうか?そんなことはないと信じたいところです。
 というのも、イラン国内のニュースでの市民へのインタビューなどを見ていると、アメリカが以下にイランに対して失礼か、という事実を見せ、それに動じなかった大統領閣下はすごい、というイメージを作りたかったのかも、などといううがった見方もできるような気もしてきてしまったからなのです。
 それにしても、大統領閣下の常套手段ですが、質問者に質問返しをすることで回答を避けるというやり方は、一つの手法として有効なものなのかもしれませんが、質疑応答での質問のほぼすべてでそのやり方を使うというのはどうなのかと思わずにいられません。ハータミー前大統領の、あまりに高尚且つ壮大な回答もちょっと大変でしたけど。

 関係ありませんが、大統領閣下は本当はアメリカが大好きなのではないだろうかと、私はちょっと疑っています。嫌よ嫌よも好きのうち、ではないですが、閣下がものすごくアメリカを意識しているのは確かですし、なんというか、彼にとって外交というのは対アメリカしかないのでは?と思わず考えてしまうくらい、アメリカ関連のことばかりです。取材だって、アメリカの報道機関が優先で、日本を含むアジアの報道機関の取材には一切応じようとしません。それで「アジア重視」などと言われても、ちょっと信じることはできません。
 今回もニューヨークでとっても楽しそうでした。

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 友人の一人に言わせると、「え?イラン政府ってアラブでしょ」だそうですが。
「イラクに、レバノンに、パレスチナのことばかりで、イラン人のことなんて考えていないじゃん」
 確かにそういう言い方もできるのですが、どれもその後ろにアメリカを見ているのでは?という気もしてしまいます。

 もっとも、そんな外交なんかより、大統領閣下には、国内の苦しい生活を強いられている人たちが自分を大統領としたのだ(と公式にはなっている)ことを思い出していただきたいなあと、思わずにいられない今日この頃の私なのでした。
 イラン在住の一外国人に過ぎず、大統領閣下に一票を投じたわけでもない私ですが、このところの不動産の高騰に、次回の契約更新の時にはどうなってしまうのだろうとはらはらする気持ちは、かなり切実だったりするのです。

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by sarasayajp | 2007-09-27 15:07 | いろいろ |
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