イランという国で
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行列
2007年 06月 27日 |
 携帯電話の料金の振り込みをしそこねたまま、振り込み期限が切れてしまいました。
 そのため、振り込み票の再発行をしてもらいに出かけてきました。

 それほど広くないオフィスに入ると、同じように振り込み票の再発行をしてもらおうとする人や、振り込みをしたのにまた振り込み票が来たから確認してくれという人たちで一杯でした。それも、バーザールのすぐ隣という地理的条件からでしょうか、男の人ばかりでちょっと引いてしまうような雰囲気です。
 しかし、振り込みのためには引いてはいられません。その人混みに突入して、列の最後を探します。
 多分ここかな、という場所で「列の最後はここ?」と聞くとそうだとのこと。まだまだカウンターまでは時間がかかるなあと、蒸し暑さの中、うんざりしながら待っている間にもどんどんと列は長くなっていきます。

 そうするうち、カウンターで何か言い合いが始まりました。
 一人のおばさんが、順番を無視して自分の用事を強引にカウンター内の職員にやらせていることに、順番を守って並んでいた男性たちが文句を付けているようです。
「だって、私はここではたった一人の女性なのよ。優先してくれるべきよ!」
 と言うおばさんの台詞に、そこにいた男性たちの視線が一斉に私に集まりました。
「何言っているんだ!そこにも女性が一人いるけど、列に並んでるぞ!」
 突き刺さるように集まる視線に、内心、思わず悲鳴を上げてしまった瞬間でした。

 男性たちの私を指しての抗議もおばさんには全く効果はなく、カウンター内の男性に仕事をさせ、悠々と出て行ってしまったのでした。

 おばさんのこうしたときの一種の図々しさはイランでも日本でも変わらないようです。
 それとそうしたおばさんのパワーに結局男性が負けてしまうことも。

 思い出してみると、私がイランに来た11年前にはパン屋や銀行など、とにかく混んでいて、列を作って並んで欲しいところで並ぶ人は少なく、割り込みばかりでした。最近は場所にもよりますが、順番を守らない人の方が非難されるようになっています。友人などによると、上手く割り込みをして仕事を早く済ませることが「ゼラング(賢い)」ことだとされていたけども、最近は少しずつそれも変わってきているとのことです。確かに、割り込みをする人に対して、他の人が注意するようになりましたし、列の最後に並ぼうとする人が増えているように感じます。
 これで、公共料金が銀行などの自動引き落としになってくれたら、振り込みをしそこねることもないし、銀行での列そのものが減るのになあと思うのでした。

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