イランという国で
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雇用創出
2007年 06月 23日 |
 ここしばらくは忙しく、家で夕食を作って食べる気力もない状態でした。
 スイカやメロン、杏などを食べて寝てしまったり、果物すら食べずに寝てしまったりと少々問題のある生活が続いていました。

 これではいけないと、昨夜はちゃんとご飯を炊こうとキッチンに立ちました。
 米をとごうとしてなんだか不思議なものが目に入りました。
 流し台の排水口からひょろりと何かが立ち上がっています。
 何と、排水管に引っかかっている何かの種から芽が出て伸びていたのです。
 こんなことは初めてで、思わずまじまじと眺めてしまいましたが、写真を取り忘れたことだけが悔やまれてなりません。

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 どうしてそんなに忙しいんですか?という質問を受けることがありますが、自分で自分を忙しくしてしまっているんですよね~と言うしかありません。自分であれやこれやと仕事をつくっては出かけているだけなので、ある意味自業自得です。

 ところで、最近気がついたのですが、通年の花粉症を発症して以来の悩みの種であるアレルギー性鼻炎ですが、どうやら強いストレスにさらされているときにも悪化するようなのです。ビザオフィスをはじめとする各種事務仕事の時にはティッシュが手放せないというのは、まさしくそういうことではないのか?と。神経性胃炎もまだ完全ではないのに面倒なことです。

 そのストレスのたまる事務仕事の一つ、リエントリー・ビザの取得のために手続きをしていたときのことです。
 現大統領閣下が職務に就かれて以来、ビザオフィスでの手続きが煩雑化していることは明らかで、ストレスがたまらずにいられません。
 外国語学部から大学本部へレターを発行してもらい、大学から教育省宛にレターを発行してもらい、教育省からビザオフィスへのレターを発行してもらい、それを持ってビザオフィスで手続きをする、というのがこれまでの流れだったのですが、大統領閣下の登場で、ビザオフィスでの手続きが一段階増えました。どういう意味なのか分かりませんが、ビザオフィスその一でビザ申請のための書類をすべて整えて提出し、ビザオフィスその二へのレターを発行してもらいます。このレターを持ってビザオフィスその一とはかなり離れた場所にあるビザオフィスその二へ行き、また一からすべて申請書類を整えて提出するという訳のわからなさです。
 それだけでも随分と腹立たしかったのですが、最近、ビザオフィスその一で、即日で発行してくれたレターが翌日発行となり、更にはビザオフィスその二の中での手続きも煩雑になってしまいました。ビザオフィスその一からもらってきたレターを外国人のビザ関連業務を行っている部署のトップの所へ持っていき、ビザ発行業務を行うべしという「指事」をもらってこいというのです。こういう場所のトップというのは大抵オフィスにはいないので、あちこちたらい回しになってしまいます。

 もう何が何だかという感じです。

 結局、大統領閣下が公約としていた「雇用創出」のために公務員の数を増やし、大して仕事があるわけでもないのにサインをするだけの人員を増やし、事務仕事を煩雑化しているだけなのです。

 しかしこれって「雇用創出」と言えるのだろうかと激しく疑問です。
 ハータミー前大統領時代に国政のスリム化を図るべく、公務員の人員整理を行ったのを元の木阿弥にしただけでは?という気がしてなりません。
 結局、事務を複雑化・煩雑化し、その結果、事務を早く済ませてもらうために賄賂が横行し、公務員に支払う給料が予算を圧迫するというだけでしかないように思うのですが、素人考えでしょうか。私が関係する教育省やイスラーム指導省関連機関は、幸いなことに賄賂とはあまり縁のないところなので(コネは別)、淡々と事務をこなせば良いだけですが、例えば建築関連の役所などはで事務を済ませるために賄賂が必要だし、また向こうから要求してくると知人から色々と聞いています。
 これはハータミー前大統領の時代から叫ばれてきた「腐敗の防止」とは逆行することなのではないかと思わずにいられません。

 「雇用の創出」というのは何らかの産業振興やてこ入れを行うことで経済を活発化させ、それによって雇用を増やすということだと思っていたのですが、イランではそうではないんだなあと、暑い中、テヘラン市内をあちこち振り回されて、どっと疲れと鼻水が出てしまった出来事だったのでした。

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