イランという国で
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クーラー
2007年 05月 29日 |
 テヘランは比較的涼しい日が続いていたように思うのですが、さすがにここしばらくは夏が近づいていることを感じさせる日射しの強さです。気温もぐんぐんと上昇して、大学にも冷房が入るようになりました。
 私が住んでいるアパートはまだクーラーを入れる準備が整っていないのですが、町のあちこちでクーラー用品が大量に見られるようになり、冷房が入る夏ももうすぐそこという感じです。

 そのクーラー用品というのがこれです。

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 木くずのパッキンのようなシートなのですが、これを見るようになると、「ああ、夏が近づいているんだなあ」という気分になるものです。

 イランはカスピ海岸やペルシア湾岸などの湿度の高い地域を除くと、水冷式クーラーが一般的です。ここ数年は韓国製の日本でも見るようなエアコン(ガス式と呼ばれているらしい)が見られるようになってきていますが、まだまだ大きな箱状の水冷式クーラーが幅をきかせています。

 このパッキンを水で浸すようにして、その後ろから送風をすると、ひんやりとした空気が送り出されるという次第。
 クーラーを使う間ずっと湿った状態ですから、翌年には真っ黒に汚れたりするこのパッキンを新しいものに取り替え、送風モーターや水を通す管がちゃんとしているかどうかをチェックするのが夏前の大切な作業なのです。

 テヘランは日本に比べるとずっと乾燥しているため、家の中にいて窓を開けていると風が入ってそれなりに涼しいので、私はよほどのことがないと冷房を入れないのですが、暑がりで寒がりのイランの多くの人たちは、夏になると寒さで体調を崩しそうになるくらいに冷房を入れっぱなしにするのでたまりません。まあ、水冷式クーラーの欠点の一つは温度調整がしにくいというところなので仕方がないのですが、良くこんな寒いところにいられるなあと感心してしまうこともしばしばです。

 毎年、夏と冬になると、「イランの人は極端から極端に走る傾向がある」というあるイラン研究者の言葉を思い出してしまうのでした。

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