イランという国で
sarasaya.exblog.jp
  ブログトップ
雨とバラキャト
2007年 04月 28日 |
 昨日は夕方から雨。夜になってから強い風も吹き始め、またしても雨漏りが始まるのではないかと心配でなりません。
 何度直してもらってもどこかしらに隙間がある窓というのはイランらしいというのか何というのか。もともと雨の日が少ない国ですからまあ構わないのかもしれませんし、完全に密閉された家というのも別な問題がありそうですからこんなものなのかもしれません。それに床がタイル張りなので窓付近の絨毯さえめくっておけば実害はほとんどないわけですし、一番雨漏りが酷いキッチンは、掃除を兼ねていると思えば良いわけですし。

 この春は何となく例年に比べて雨が多く、涼しい日も多いような感じがします。カスピ海岸のギーラーン州でもなかなか暖かくならないので、田植えなどの農作業に遅れが見られるとか。カスピ海岸でもギーラーン州の東隣にあるマーザンダラーン州ではもう田植えの作業は始まっているそうなので、この話を聞いたときは不思議だったのですが、マーザンダラーン州の方が気温が高いのだとか。
 冬の終わりには雨雪が少なくて、この春からの農作業がどうなることやらと心配する農家の人も多かったのですが、この遅れてやって来た雨が恵みの雨となるのかどうか気になるところです。

b0006449_1243134.jpg

 「革命からずっとホシュクサール(降雨が少ない年)が続いていたんだから、そろそろ気候にも元に戻ってもらわないとね」とは知人の言。
「シャー(国王)と一緒にバラキャト(恩恵や霊力といった意味)もイランから去ってしまった」とはイランの人たちが良く言う言い回しです。確かにまあ、革命後、イラクは攻め込んでくるわ、経済制裁は受けるはで生活は苦しくなり、おまけに異常気象の影響まで受け、ですから、良いことがないなあと思ってしまうのも仕方がないのかもしれません。
 しかしそれでも、これまで何とかやっていけてしまったところがイランのすごいところです。まだまだ問題は山積していますが、果たしてバラキャトはイランに戻ってくるのでしょうか。

 とはいえ、調査などで農村や山間部の未舗装道路を走ることが多い私としては、私が調査に出る前日は降らないで欲しいんだけどなあというのが正直な気持ちだったりするのです。

人気blogランキングへ
[PR]
by sarasayajp | 2007-04-28 12:05 | いろいろ |
<< 300 ページトップ サルバーズ >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Yuzuki Skin by Sun&Moon