イランという国で
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銀行強盗
2007年 04月 25日 |
 昨日の朝、大学の近くにある銀行に強盗が押し入るという事件がありました。

 私はたまたま銀行があるのとは別な方向から大学へ入ったため知らなかったのですが、私の直後にいらした先生の話を聞くと、大変な騒ぎになっていたようです。
 けが人らしきひとが運び出され、歩道に寝かされていたとか、それはもう亡くなっている人だったとか、とにかくまあ身近でこんなことが起こるとはとびっくりでした。

 昼食に出たときにもまだ新聞などの記者たちがいたので、ニュースのチェックをしようと思っていたのですが、中間試験の問題作成に追われているうちにうっかり忘れてしまいました。

 現場を通りかかった先生によると、乗り合いタクシーの運転手が「銀行の金なら取って良し」というようなことを言っていたとか。いや、さすがにそれはまずいだろうと思うのですが、このところの物価高に悩む人たちのある意味での本音ではあるだろうなあというのは分かります。

 それにしても思うのは、私がイランに来たばかりの頃は、銀行へ行っても「今は現金の持ち合わせがないからだめ」とチェックの換金や現金の引き下ろしを断られることもあったのですが、今は強盗が入るくらいに銀行にお金があるんだなあというところです。それに、以前は本当にぼろぼろで「これって本当に使えるの?」という紙幣が多かったですし、高額紙幣が足りなくて、小額紙幣を山のように渡してくることも多かったです。1万リヤール札100枚ではなくて、1000リヤール札を1000枚ですからたまりません。よく友人と、「イランじゃお札も量り売りって感じだよね。キロあたりいくら?って」と冗談を言っていたものでした。もっとも、私がイランに来る以前の様子を知っている友人によると、「500リヤール札で渡されたこともあったよ」だそうですから、私が来た頃はまだ少し状況が改善されていたのかもしれませんが。

 少し前までは国営の銀行しかなかったイランも、この二三年で民間資本の銀行も増え、銀行業界も様変わりしているようです。
 銀行にお金が集まっていることもその一つですが、もう一つ。
以前は、銀行の前に銃を持った兵士が立っていることも多かったのですが、今ではそれも減っているような感じがするのです。もちろん、今でも銀行によっては兵士が立っていたり、巡回してきたりしています。私がよく使う銀行の支店でも、支店長となにやら話しをしながらお茶を飲んでいる兵士や警官の姿を時々見かけます。

 それでも事件は起こってしまうのだなあと、防犯の難しさを感じた事件だったのでした。

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