イランという国で
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チャハールシャンベ・スーリー
2007年 03月 17日 |
 日本に戻ってから眠ってばかりです。
 イランで色々と忙しくしていた疲れもあるのでしょうが、気圧のためというのもあるようです。
 テヘランは海抜1000メートル以上ある場所で、私が住んでいた新潟平野や関東平野のような海抜の低いところに比べると気圧が低く、眠りにくくなったり眠りが浅くなったりするのだそうです。
 そのため、イラン国内でもカスピ海岸やペルシア湾岸のような0メートル地帯へ行くと本当によく眠れます。旅行をしに来たのか昼寝をしに来たのかと思わず笑ってしまうくらいです。

 ところで、先日、チャハールシャンベ・スーリーの夜にテヘランを出発しました、と書きましたが、「チャハールシャンベ・スーリー」って何?というご質問がありました。

 チャハールシャンベ・スーリーについては一昨年の様子をご紹介していますのでそちらをご参照下さい。こちらからどうぞ。

 人々が外に出て火を焚いたり爆竹を投げ合ったりするのですから、例年この日の日が落ちてからの市内は大渋滞で、自動車での移動はまずできないと覚悟した方が良いくらいでした。
 その体験から日がまだあるうちに空港へ向かったのですが、日本に戻ってからテヘランに住む方からもらったメールによると、今年は政府の規制があって例年に比べると随分とおとなしいチャハールシャンベ・スーリーだったとか。ちょっと意外でした。

 このチャハールシャンベ・スーリーという行事はゾロアスター教に由来するもので、祖霊を正月の間家に迎えるためのものが始まりだったとか。
 起源がイスラームとは全く関係ない上、人々が夜になってから外に集まることから反政府活動に利用されるのではないか、また治安上の問題もあるしということから革命後しばらくテヘランなどをはじめとする都市部では、チャハールシャンベ・スーリーの行事は禁止されていたとか。もちろん、禁止されているからといって唯々諾々と従う人たちではありませんでしたが。

 どういう経緯で帰省が入るようになったのかはまだよく分からないのですが、人々の楽しみがまた権力によって禁止されることのないように、そして人々の側も死者やけが人を出すような羽目を外しすぎないように、楽しい年末が送れるよう願ってやみません。実際、爆竹を投げつけられるのはかなり怖いのです。

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 一年の汚れを洗い落とし、干されている絨毯はこの季節のイランの風物詩。

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