イランという国で
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花を贈る
2006年 11月 05日 |
 昨日は、授業はなかったのですが、緊急を要する仕事があって大学へ。

 仕事を終えて一休みしていると、今度日本大使館の主催で行われる日本語スピーチコンテストに参加するために書いた原稿をチェックして欲しいという学生が、次々とやってきて、大忙しに。

 学生の一人が白いゴレ・ダーウード(ダビデの花という意味で、菊の花)を一本、「先生、どうぞ」と差し出してくれました。どうしたのかと聞くと、学食で学生一人一人に配っていたとのこと。
 どうしてそんなことを?と考えて、すぐに気がつきました。昨日ご紹介した「学生・生徒の日」の日にちなんでのものだったに違いありません。それから、カレンダーなどに書かれていなかったために気付かなかったのですが、「花の日」でもあったのだそうです。
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 日本では菊の花というと、何となく葬儀などで使われるイメージですが、イランでは秋になると花屋に色とりどりの菊の花が並びはじめ、喜びの場面でも、悲しみの場面でも、同じように使われています。葬儀などでは基本的に白い花を使うという暗黙の了解がありますが、花の種類は問わないようです。

 日本でも最近は花を贈ることが珍しいものではなくなっていると聞いていますが、イランでは花が日本よりは安価であるということも手伝ってか、日本よりもずっと花を贈るという習慣が根付いているような感じがします。
 初めて誰かの家を訪れるとき、友人や知人、家族や親戚にめでたいことがあったときなどなど。
 沢山の花を使った豪華なものから、一本の花にリボンをかけたものまで、形は様々ですが、何かあったときに当たり前であるかのように贈られるこうした心遣いが、とても嬉しいものなのだとイランで実感として理解したのでした。

 (写真は、きれいに咲いた花畑でゴレ・ダーヴードを摘み取るおじさん)

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by sarasayajp | 2006-11-05 12:07 | いろいろ |
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