イランという国で
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びっくり体験
2006年 09月 01日 |
 これまでイランで過ごしていて一番仰天した出来事。

 
おばあさんにいきなり後ろから杖で殴りかかられた。


 イランに来てまだ半年にもならない時期の出来事でしたし、非常に印象に残っている事件です。

 日本から遊びに来た友人と一緒にイラン国内を旅行していて、ケルマーンに辿り着きました。
 ケルマーン市内を二人でぶらぶらしていたときのことです。
 ふと目に留まったモスクのタイルが気になってぱちりと写真を撮りました。特に観光客が訪れるようなモスクではありませんでしたが、周囲にいた現地の人たちもカメラを構えていた私たちを特に気にしている様子もなかったので、写真を撮っても大丈夫だろうと思ってのことでした。
 ちょうどフィルムが終わったので取り替えようとその場で鞄の中をごそごそと漁っていると、周囲の人たちがなにやら叫んでいます。
 何事かと顔を上げたところ、手元の鞄になにやら衝撃が。
 何が起こったのか分からず呆然としていたら、近くにいた人が「やめなさい」「逃げろ」と言いながらおばあさんを囲んでいます。
 「やめろ」はおばあさんに。「逃げろ」は私たちに対してです。
 おばあさんは杖を振り上げ、なにやら私たちに向かって叫んでいます。
 何がなんだか分からないまま、とにかく、周囲の人たちに促されて私たちは逃げ出しました。

 もう大丈夫だろうというところまで逃げ、一息ついてから、何が起こったのか考えてみました。
 おばあさんの叫び声が「チェカール ミーコニーン(何してんのよ)」だったことを思い返してみると、おばあさんは私たちが許しもなくおばあさんの写真を撮ったと誤解していたか、モスクの写真を撮ったことが気に入らなかったかどちらかだろうという結論に。

 写真を撮るときは気をつけていたつもりだったのですが、それでもこちらから見えない死角から見ている人はいるのだと思い知ったのでした。

 おばあさんの杖が当たった鞄には大きな穴が。後にも先にもこれ一回きりの体験ですが、こんなこともあるのだとびっくりしたのでした。


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by sarasayajp | 2006-09-01 21:48 | いろいろ |
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