イランという国で
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訃報
2006年 07月 01日 |
 大学時代にとてもお世話になった先生が亡くなりました。

 「イランのことを勉強したいなら、イランに行かなくては」と、何となく日本でだらだらとしていた私の背を押してくださり、単位修得や事務手続きなどに便宜を図ってくださり、励ましてくださりました。

 大学の一年生の頃から先生の研究室にはおじゃましていたので、留学に出るまでの10年近くを先生の下で過ごしたことになります。

 私が所属していた学科は中東を専門としていましたが、一番人気はトルコ、その次が古代エジプト学、それからアラブという順番で、イランは全く人気がありませんでした。そのため、私は二年生から卒業するまでずっと専門課程の授業では先生とのマンツーマン状態でした。
 週に2~3コマくらい先生とマンツーマンですから、先生にとっても私にとってもなかなかハードでした。お互いに予習が足りなかったときなど、授業をさりげなく脇道にそらしていったり、その場で考えながら答えたりで、緊張感があるのやらないのやら。
 そんな風にしながら、授業の中で、あるいは、授業が終わってから、イランについて色々と教えていただいたものでした。

 先生が学生時代に参加した調査旅行のお話しなどは、旅行好きの私にとってはわくわくするようなものでした。もっとも、先生が訪れた頃のイランと、私が今生活しているイランでは随分と変わってしまっていて、その違いに出会う度、先生の話を思い出していたものでした。
 先生が苦労して辿り着いたという遺跡に、自動車で簡単に行けてしまったり、写真で見た遺跡が随分ときれいに整備されていたり。

 真面目とは言い難い学生だった私を真摯に指導してくださった先生に、心からの感謝を捧げたいと思います。
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by sarasayajp | 2006-07-01 18:47 | いろいろ |
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