イランという国で
sarasaya.exblog.jp
  ブログトップ
顔のこと
2006年 06月 06日 |
 大学の授業が終わり、試験期間まで少しだけお休み。
 でもって、連休があったりしたため、テヘランのお隣の州、セムナーン州のセムナーンとダームガーンという街へ行ってきました。

 旅行そのものについてはまた後日お話ししたいと思うのですが、旅行中にあった出来事について一つだけご紹介したいと思います。

 まず、セムナーンへ向かうため、テヘランのバスターミナルでチケットを買おうとしていたときのことです。

「マシュハドへ行くの?」
「いえ?セムナーンですけど?」
「ゴンバドの人?」
「いいえ?」

 イランの北東部には、トルキャマン(日本ではトルクメンと呼ばれているかも)と呼ばれるトルコ系の人が多く住んでいます。
 彼らはトルコ系ですが、アゼルバイジャンやトルコ共和国のトルコ人と違ってとても日本人に似ています。
 以前、私のクラスメートにカザフスタンからの留学生がいましたが、お互いによく似た顔をしていたため(というだけではありませんが)、とても親近感があり、親しくしていたものでした。

 このトルキャマンの人が特に多いのが、カスピ海の東側、ゴレスターン州のゴンバデ・カーヴースという街を中心とした地方から東の地方なのです。そのため、イランの北東部の中心都市、マシュハド方面へのチケットを買おうとしている私は故郷へ里帰りをしようとしているトルキャマンに見えたのでしょう。

 もう一つは、セムナーンからダームガーンへと移動をして、ダームガーンからテヘランへ帰ろうとバス乗り場へと向かっていたタクシーの中のことです。
 タクシーの運転手が、「中国?韓国?」と尋ねてきました。「ちがうよ」と返したところ、「ドシャンベ?」と聞き返されました。
 そうだね、今日はドシャンベ(月曜日)だね。あ、違った、今日はセシャンベ(火曜日)だよ。とそこまで考えて気がつきました。彼は、タジキスタンの首都、ドシャンベのことを指していたのです。
 慌てて否定しましたが、イランの人にとっては、イラン系の人が多いタジキスタンも、トルコ系のトルクメニスタンも同じなのか?と何とも不思議な感じがしたのでした。まあ、中央アジア、ということで区別することなくみんな一律でトルコ系扱いなのかもしれませんが。

 テヘランにいると、中国人だ韓国人だ、いや日本人だと言われますが、テヘランから東に移動すると、トルキャマンかハザラ系アフガン人だと言われるようになるんだなあと、自分の顔のことなのですがおもしろく思ったのでした。

 そういえば、マシュハドに滞在していると、何の疑いもなくトルコ語で話しかけられることがありますし、テヘランでも、トルキャマンかと思ったと、トルクメニスタンからの留学生に言われたことがあるので、私は日本人顔だけどトルキャマンに似ているのかもしれません。

 トルキャマンの女性がかぶっている派手な花柄のスカーフでテヘランを歩いたら、テヘランでも何の疑問もなくトルキャマンと思われるのかなあ、などとちょっと考えてしまったのでした。


人気blogランキングへ
[PR]
by sarasayajp | 2006-06-06 21:57 | いろいろ |
<< ホメイニー師の死去 ページトップ 本当のことって何だろう >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Yuzuki Skin by Sun&Moon