イランという国で
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私のパスポートはどこへ
2005年 12月 16日 |
 私のパスポート、どこへ行ってしまったんでしょうねえ。

 思わずそんなぼやきが出てしまうような一週間でした。

 ヴィザの更新のため、必要書類を添えてパスポートをヴィザオフィスへ預けて10日。この土曜日にはヴィザができているはずでしたので、パスポートの受け取りにオフィスへと出かけました。

 行列を作るアフガン人をかき分けるようにして目指す窓口へ。
 受付の女性に引換証を渡し、女性はヴィザ発行済みのパスポートが入った箱をチェックして、「まだできていないわ」とのこと。
 まあ、一日二日遅れるのはよくあることなので、翌日曜日に再びヴィザオフィスへ。
 引換証を渡し、ヴィザ発行済みパスポート箱をチェックし、台帳をチェックした女性が引換証を私に差し出して言いました。「そこで待っていて」
 このあたりから何となく嫌な予感がしてきました。
 私の後ろに並んでいた男性の申請書類を処理した女性が、私の引換証をもう一度受け取り、パスポート箱と台帳を念入りにチェック。それから、オフィス内のあちこちを探し、電話をして、窓口へ戻ってきました。
 そして引換証の裏に電話番号と内線番号を記入し、「明日ここへ電話して」だそうです。

 嫌な予感がかなりの確信に変わりました。
 オフィス内で私のパスポートが見あたらないのでしょう。以前にも一度同じ目に遭っているので、多分間違いありません。その時は、申請書類の紛失だけでパスポートは見つかったのですが、今回はどうでしょうか。

 月曜日は大学の授業などが忙しく電話ができず、火曜日に電話をしました。
 電話の向こうで捜し物をしている気配がします。しばらくして、「午後1時過ぎにもう一度電話をするように」とのお言葉があって、電話が切られました。

 午後になってもう一度電話をしたところ、また捜し物をしているのか随分と待たされました。「土曜日にもう一度連絡をするように。明日じゃないわよ、土曜日よ」だそうです。

 この言葉は土曜日には用意ができているという意味なのか、それともまた同じことの繰り返しになるのか、どちらとも判断ができません。

 木曜日、知り合いのところでこの顛末について説明したところ、とても心配してくれて、「大丈夫か?もし必要なら、最高指導者府に電話をしてやるよ。そこから圧力をかけてもらえばすぐに見つかるぞ」と言ってくれました。
 確かに、そうすれば絶対にパスポートは見つかることでしょう。
 私がイランに来たばかりの頃に比べるれば、イランのこうした事務仕事も随分とシステマチックになったのですが、最後はやはりこれかあと、ちょっとがっくりとしてしまったのでした。
 それにしても私ったら、最高指導者府へ直接電話をして頼み事ができる人を知り合いに持っていたのね、と、びっくりしてしまったのでした。もう何年かのつきあいですが、そんなことはおくびにも出したことはありませんでしたから。やはりイランのバーザール商人は侮れません。

 さて、私は明日、無事にパスポートを受け取ることができるのでしょうか?
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by sarasayajp | 2005-12-16 20:32 | いろいろ |
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