イランという国で
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呆然
2005年 09月 21日 |
 イランに戻ってからばたばたとしていましたが、昨日でそれもようやく一段落しました。

 そこで、これから一年間の仕事場となるはずのテヘラン大学外国語学部へと行ってきました。
 本当は先週、新学期前の学科会議があったそうなのですが連絡の行き違いで出席できなかったため、今日が今学期初めての学部訪問でした。

 テヘラン大学外国語学部は、これまで校舎がなく、経営学部の校舎を間借りして授業を行ってきていましたが、この学期からようやく自前の校舎で授業ができるようになった、と聞いていました。
 まだ授業は始まっていないので、校舎の下見と授業で使うテキストをもらえたらと思い、足を運んだのですが、「さすがはイラン!!!」と、エクスクラメーションマークをいくつも並べたくなるような訪問となりました。

 まず、校舎がどこにあるかよく分かりません。

 テヘラン大学の寮の前と聞いていたのですが、よくわからないため、体育学部の入り口に立っていた警備員に「あの~、外国語学部の校舎はどこにあるんでしょうか?」と尋ねたところ、またか、という顔をされてしまいました。
「もうちょっと先に、警備員が座っているところがあるから、そこから入って」

 ということなので、指示された方へ行ってみると確かに警備員が座っています。念のため、外国語学部はここなのかと尋ねたところ、そうだよ、と、その奥の建物を指しました。
 しかし、その建物はどう見ても工事中です。しかし、その建物に向かって「外国語学部はこっち」と進行方向を指示した紙が貼られています。

 カメラを持っていかなかったので、その様子をお伝えできないのが残念ですが、外壁はまだできていない。窓が入っていない。壁は下の煉瓦が剥き出し。天井はパネルもまだ入っておらず、蛍光灯が入っていないところもほとんど。水道もまだ来ておらず、トイレは使えない。
 どう見ても、何日か前から学生の授業登録が始まった大学の風景には見えません。単なる工事現場です。学部事務室もまだ機能していません。来週から授業が始まるそうなのですが、あと三日で劇的に完成するとは思えない情況に、充満するシンナー臭も相まって、思わず頭が痛くなってしまいました。

 同僚となる先生に、「校舎ができてから引っ越しをするっていうのは駄目だったんですかねえ」と言ったところ、「そんなことをしたら、何年経っても校舎なんてできないでしょうね」と言われてしまいました。確かにそれも一理あります。強引にでも引っ越して、授業を始めてプレッシャーをかけようというのでしょう。もっとも、それを工事現場で働く労働者がプレッシャーと感じるかどうかは何とも言えないところですけど。

 結局、テキストをもらうどころではなく、来週からどうやって授業をやったらいいのか、悩みが一つ増えてしまったのでした。
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by sarasayajp | 2005-09-21 17:38 | いろいろ |
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