イランという国で
sarasaya.exblog.jp
  ブログトップ
ダステの裏側
2005年 02月 25日 |
 再びアーシュラーの様子から。
 今回は、アーシュラーの舞台裏。
 アーシュラーの期間、ダステに参加する人、見物する人には、飲み物や食べ物がふるまわれます。これは全て、ヘイアトへの寄付金で賄われます。またこうした振る舞いは、ヘイアトと関係なく何かナズル(願掛け)のある人が個人的に行うこともあります。


b0006449_17305879.jpg
 シャルバト(甘く冷たい飲み物)を作っている人たち。振る舞いの飲み物は、お茶、薔薇水入りホットミルク、シャルバトが一般的。時々、シャルバトの中にはハシュキールという植物の種が入っていることも。
 飲み物をふるまうことは、水の補給を断たれ、渇きの中で死んでいったイマーム・フサイン一統を偲ぶ行為であるとのこと。


b0006449_1731504.jpg
 振る舞いご飯の下ごしらえを手伝う女性たち。炊き出しは基本的に男性の仕事であるが、材料を洗ったり切ったりという下ごしらえの段階では女性が手伝うこともある。アーシュラーの一日目から八日目までは基本的に夜のみの振る舞いだが、九日目(タースワー)は昼と夜の二回の振る舞いとなるため、朝から夜までずっと下ごしらえや調理が続く。


b0006449_17322380.jpg
 大鍋(ディーグ)に下ごしらえのできた材料を入れる男性と、それをかき回す男性。ディーグの大きさを見て分かる通り、一つの鍋で50~100人分。これは男性でないと扱いきれない。ヘイアトの規模によって、こうしたディーグの数が変わる。一つだけのところもあれば、数十のディーグが並ぶ壮大なヘイアトもある。


b0006449_17331471.jpg
 こちらはおまけ。
 ダステが行進する時にリズムを取るために使う太鼓各種。これらは全て新品。激しく太鼓を叩くため、アーシュラーの期間中に壊れてしまい新しいものを購入に来る人も多いとのこと。ちょっと画質が悪いのでよく分からないかもしれないが、全て「YAMAHA」のシールが貼ってある。

b0006449_17335710.jpg

 こちらはダステで使われるザンジール(束にして持ち手をつけた鎖)を選んでいるおばさん。あれこれ鎖や持ち手の具合を真剣に吟味中。
[PR]
<< 地下鉄初挑戦~前編 ページトップ 災害救助 >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Yuzuki Skin by Sun&Moon