イランという国で
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選挙
2013年 07月 02日 |
 大学の期末試験も一応無事に終わり、大統領選挙も現時点で恐らく最も良い結果に落ち着き、何とか夏休みを迎えることができました。
 選挙が終わり、とりあえず国際電話はかけやすくなり、ネットも恐らく選挙前に比べればましになったのではないかと思います。それでも、このブログにログインできない時間帯も多く、更新は諦めることにしてしまいました。

 大統領選挙は、改革系唯一の候補者アーレフ氏が選挙戦を降りてルーハーニー師の支持を表明、ラフサンジャーニー元大統領やハータミー元大統領がルーハーニー支持を打ち出したところでだいたい決まったな、と思っていたので結果は意外ではなかったのですが、決選投票ラインぎりぎりだったのは少々意外でした。

 それにしても面白かったのが、投票に行かなかったという人たちの多くが、決選投票には絶対に行くつもりと言っていたことでした。決選投票になると、最高指導者側の組織票固めが行われてルーハーニー師の当選がおぼつかなくなるということのようです。とにかく、ガーリーバーフ氏やジャリーリー氏の当選だけは阻止しなくては、との決意だったのでしょうが、それならどうして最初から投票に行かないのかなあと、不思議ではあるのですが、前回のように投票操作が行われるだろうと様子見をしていたということがあるようです。
 しかし、一応本命扱いだったジャリーリー氏やガーリーバーフ氏の得票数の少なさは、何となく予想はしていたものの結果として出てきてみるとやはり少しびっくりだったのでした。
「だって、外国に行くと西欧文化にかぶれてしまうから、国民にはパスポートを与えないとかあり得る?」だそうです。選挙運動期間中にジャリーリー氏がそんな発言をしていたとは知らなかったのですが、こんな発言をして国民の支持を得られると思っていたのかなあと、大いに首を傾げてしまったのでした。

 たまたま、開票が行われた日は、知り合いとレストランで夕食でした。レストランに入ったところでは、まだ開票中で、ルーハーニー師が52パーセントとか51パーセントとか言っているところでした。夕食を終えてレストランを出ると、道行く車がクラクションを鳴らし、車内から風船やら布きれやらを振り回したりVサインをしたりと、町は大騒ぎになっていました。ああ、決まったんだなあと思いながら、なんとなく、ハータミー師が初当選を果たした時のことを思い出したのでした。あの投票日、投票を終えた人たちのはしゃいだ様子は、やはりこんな感じだったなあと。

 ルーハーニー師とは実は一度言葉を交わしたことがあります。頭のいい人だなというのがその時の印象でした。行政府の長に過ぎず、その上に最高指導者という権威が控えている中、ハータミー師のように押しつぶされてしまうのか、それともうまく舵取りができるのか、がんばって欲しいなあと思わずにいられません。そして、公約に掲げていた教育の改革をぜひ実現して欲しいと思うのでした。

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地方の荒物屋の店先に貼られたルーハーニー師のポスター

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by sarasayajp | 2013-07-02 00:58 | いろいろ |
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