イランという国で
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火災発生
2005年 02月 16日 |
 テヘラン市内のマスジェド(モスク)で大規模な火災が起こり、かなりの死者が出たそうです。

 ここしばらく続いている寒さのため、マスジェド内で焚かれていたストーブが出火原因であるとのことですが、「テロ」であるという見方も一部ではされているようです。これはちょっと考えにくいと思うので、単純に過失だと思うのですが、何かあるとすぐに「アメリカの陰謀だ」「イランは被害者だ」と言う政府関係者が出てくるところが、イランらしくておもしろいなあと思ってしまいました。

 イラン国内にテロ組織はほとんど見られません。革命後非合法化され、イラクの保護を受けて活動していたムジャーヒディーン・ハルク(MKO)のような組織はありますが、イラクにおけるサッダーム政権崩壊後はどうなったのやら、あまり消息を聞きません。

 それはさておき、私がテヘランに住み始めてからこれまで、火災のニュースというのはほとんど見たことがありません。これは火事そのものが少ないということなのか、火事がニュースにならないということなのかちょっと判断がつきませんが、消防車が走っているところを全く見たことがないので、数そのものが少ないのではないかと思います。日本に住んでいた頃は、毎日のように消防車のサイレンの音を聞いていたように思うのですが。

 この8年間のテヘラン生活で、私が以前住んでいたアパートの近くで映画館が全焼したことと、私の今のアパートと大学の中間点くらいの場所で雑居ビルが全焼したことくらいしか火事のニュースは見た記憶がありません。恐らく火事そのものはもっとあるのかもしれませんが、日本ほどニュースにならないのかもしれません。

 建物が煉瓦造りや石造りだから火事になりにくいと聞いたことがありますが、日本で火災が多いように感じるのはやはり木造建築が多いからなのでしょうか。こちらの冬も日本以上の乾燥した気候で、一日中暖房がついているような状態ですからいつ火災が起きても不思議ではないように思うのですが、不思議と火事を目撃したことがありません。

 私の部屋は本やコピーなどの可燃物が多いので、火事になったらさぞや良く燃えることと思います。外出時の火の元のチェックなどをきちんとしなくてはと、改めて思ったニュースでした。




 暖房で思い出しましたが、寒波がやってきてテヘランが大雪で大変だった間、暖房の設定温度を上げるアパートが多く、ガスの供給が追いつかなくなってしまったそうです。そのため、ガスの圧力が下がり、思うように暖房の温度が上がらなくなってしまった地区や、ガスの供給そのものがストップしてしまった地区まで出たそうです。
 学校の暖房が確保できないからということで、何日か前にはテヘラン中の小中高校が休校になってしまいました。8年間のテヘラン生活で初めての出来事でした。
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