イランという国で
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どうなんだろう
2012年 02月 11日 |
 昨日も一日メールはつながらず。革命記念日が終わったら開けてくれるのか、それともしばらくこのままにするつもりなのか気になるところです。下手にいじるとネットそのものがつながらなくなるので困りものです。

 一時帰国をしたときに、戦争を避けて避難してきたかのように言う人がいたのですが、たまたま緊張感が高まりつつある時期に一時帰国が重なっていただけで、イラン国内では特に戦争が始まるぞ、というような感じではなかったように思います。
 こちらに戻るときも、「危なくないですか?」と言う人もいましたが、正直なところ、どうなるのかは分かりません。

 普通に考えれば、アメリカもヨーロッパ各国も、国内の問題で手一杯で戦争などしている余裕などないと思いますし、イランも「精鋭部隊が準備中」とは言っても、現代の戦争での人力の占める割合はそれほど大きなものではないことを考えれば、装備の近代化が遅れている(ように見える)イランが戦争をできるとも思えません。ホルモズ海峡の封鎖も、イランの海軍の貧弱さを見れば、どこまでできるものなのか分かりません。イラクと戦争をしていたときのようにはいかないのでは?と思わずにいられません。

 しかし、テレビをつければ、「敵に負けるな」の精神論ばかりが強調され、「戦争になっても我々は負けない」との主張ばかりがまかり通っています。
 とはいうものの、政府関係者や有力なルーハーニー(いわゆるイスラム聖職者)は財産を海外に移し、家族を移住させ、いつでもイランから逃げ出せるようにしています。(どこまで本当かは分かりませんが、イランの人達と話をしていると、「誰それの息子はどこどこに移住している」「誰それの家族はどこそこに行った」等、有力者の家族の動向までよく把握しています)
 そういうことをしておいて、国民には「最後まで戦え」「貧乏に耐えろ」では、それこそイラン・イラク戦争当時のようにはいかないのでは?と思わずにいられません。海外に持ち出されている財産は、国民の目から見れば国庫からかすめ取ったものでしかありませんし。

 今の政権のあり方にはどうかと思うことも多いのですが、核に関する欧米のダブルスタンダードに対するイランの正論に関しては、その通りだよなあと思います。ただ、その上で、核は既に開発にも維持にもお金がかかるだけの、時代遅れの技術かも知れないよ?とは言いたいなあと思うのでした。発電のためにせよ、兵器のためにせよ。

 ただ、このところの停電には困っているので、電力の安定供給を目指してがんばってほしいと願わずにいられないのでした。

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 革命記念日前夜を祝う打ち上げ花火。ちょうど我が家の目の前が打ち上げ場所なので、毎年、特等席での花火見物なのですが、今年は例年に比べると花火の数が少なかったよう。
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by sarasayajp | 2012-02-11 14:29 | いろいろ |
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