イランという国で
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さいばー
2011年 12月 15日 |
 突発的にいくつかの仕事が重なり、机に張り付く毎日でした。

 その机に張り付いている間に、世間ではいろいろなことが起こっていて、なんともびっくりです。そのおかげで、イランが今にも戦争に巻き込まれるのではないかと、あちこちから心配されてしまいました。

 イギリス大使館襲撃事件については、真相はよく分かりませんが、少なくとも、大統領を筆頭とする政府にああいったグループを押さえる力がなくなっていることは分かってしまったように思います。この春の国会議員選挙やその後の大統領選挙をにらんだ、権力争いが起こっているのだろうなあと思わずにいられません。
 この事件の後、テヘラン大学の様子はどうですか?という質問もいただいたのですが、大学本部の方は分かりませんが、外国学部のある一角では案外冷めた学生ばかりだったように見えました。

 ステルス機の方はなんだかよく分からないです。
 どうやら本物らしいというのはアメリカの反応から分かるのですが、入手手段については今ひとつ分かりません。
 最初の「撃墜した」から、イランにはステルス機を探知する能力はないじゃないかとか、破損がないじゃないかという指摘に、「革命防衛隊がサイバー攻撃によって乗っ取った」に手段が変更されているところが何とも怪しげです。
 「そんなサイバー技術があるなら、核施設のコンピューターにウィルスを仕込まれるなんてあり得ないじゃん」
 「故障して落っこちてきたのを拾ったんでしょ」
 など、あれこれ言われているようです。

 サイバー技術といえば、このところ、ネットの規制が更に強まっているようです。学生達が使っているアンチフィルターや、プロキシなども効果がないことも多いとのこと。そのサイバー技術をもう少し違うところに使ってほしいものだと思うのですが。そのうち、政府の認めたごく一部の人以外はネットが使えなくなるという噂が本当になるのでは?と思わずにいられません。

 
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 金融制裁については、基本的に、イランでもらっている給料で生活しているため、個人的にはほとんど影響がないのですが、イランの人達がずいぶんと外貨に殺到しているようで、町の両替屋と公定のレートにずいぶんと開きが出てきています。昔のように数倍まで格差が広がるのかどうかこちらは気にかかるところです。

 石油の禁輸についても、「別に欧米や日本が買わなくても、その分を中国が買うだろうから、イランには影響はないでしょ」という見方が多いようです。

 そういえば、つい先日、大統領閣下の演説中に靴を投げつけた人物がいたとか。この人物、ハータミー大統領時代にも、ハータミーに卵を投げつけ、当のハータミー大統領の出してくれたお金で保釈されたというのですが、今回の大統領はどうするのでしょうか。

 と、とりとめもない話ばかりになってしまいましたが、こうして並べてみると、短期間に色々あったのだなあと改めてびっくりです。最悪の事態になる感じはしないのですが、主義主張にこだわるあまり、国民の生活に悪影響を与えるようなことは避けてほしいと思わずにいられません。
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by sarasayajp | 2011-12-15 05:53 | いろいろ |
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