イランという国で
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風評被害
2011年 04月 08日 |
 3週間に及ぶ調査旅行からテヘランに戻り、授業再開、だったのですが、この春休み中にイラン国内でどういう報道が行われていたのか(旅行中はテレビをほとんど見ていなかった)、「サーレ・ノウ・モバーラク」の次に「日本は大変だね。大丈夫?」と心配の声がかけられるのは旅行中と一緒でしたが、「東京で化学物質に汚染された人に近づくと、その人も汚染されるんでしょ?日本に帰ったら大変じゃないの?」という人がちらほらいることにびっくりでした。

 もし放射性物質(これと「化学物質汚染」は違うと思うのですが、イランでは同じに報道しているらしい)が身体や衣服についたとしても、(今のところは)衣服を脱いだり拭いたりすれば済む程度ですよ。それに、放射線は時間と共に減るのですよ、と説明したのですが、何となく納得してもらえません。
 で、こうした問題について書かれたものを読んでもらおうと思ったのですが、なぜか、こうした問題を扱ったサイトの一部が閲覧禁止となっています。
 とりあえず、イランでも閲覧できるサイトの中でも良くまとまっているのがこれでしょうか。

 http://smc-japan.sakura.ne.jp?p=956

 今、東京外国語大学や様々な学会が、風評被害を防ぐために正しい情報を発信しようと、各国語による情報発信をしようと努力しています。こうした活動は絶対に必要なのだと感じた次第でした。

 そういえば、閲覧のできたサイトからの情報によると、湿原保護のラムサール条約で有名なイランのラームサルは、10.2mSv(=10,200μSv)の放射線を1年間で浴びているとのこと。世界的な平均はというと、1年間約2.4mSvとのこと。
 日本のことをどうこう言うなら、ラームサルに住むのだって危ないことになりますよ、と言ってやろうかとついつい意地の悪い気分になってしまう今日この頃です。

 一回で100mSV以上の放射線を浴びると危険といえるとのことなので、そのようなことが起こらないよう、原発で作業にあたっている方々には無理のない程度にがんばっていただき、関係機関にはきちんと情報を開示してほしいと思うのでした。

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by sarasayajp | 2011-04-08 15:48 | いろいろ |
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