イランという国で
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2011年 01月 10日 |
 テヘランはこの冬、ほとんど雨雪が降らず、このままでは深刻な渇水になってしまうと心配されていたのですが、昨日は朝から雨でした。私の住んでいるあたりでも一時は雪になっていましたので、テヘランの北の方の地区では積もるくらいになっていたのではないでしょうか。

 先週で実質的に学期が終了し、今週は学生が自主的に試験前の休みを取っているため、これ幸いと、こちらもたまっていた仕事を片付け、試験問題を作成しと机にへばりつきながら大忙しの数日間でした。たまっていた仕事はどうやっても片付きそうにないのですが。

 この雨は雪に変わるとのことで、明日は交通機関などが混乱するのではないかと少々心配なのですが、でもやはり冬にはちゃんと雨雪が降ってくれないと困るので、しっかり降ってほしいところです。と、いざとなれば歩いても大学へ行ける距離に住んでいるので言えることなのですが。

 雨といえば、友人などから、「アジア大会でメダルを取った選手に対する顕彰の席で『彼らの金メダルを祝してイランには太陽が輝いている』というようなことを言ったんだって。まったくひどい発言だよね」「アーシューラーの時に、アルダビール(イラン北西部アゼルバイジャン地方)で説教師が、『イランは神に祝福されているため、ヨーロッパは寒波に襲われているがアルダビールは例年の大雪がなく太陽が照っている』というようなことを言ったんだけど、雪が降らなくて、あっちの人たちは心配しているだろうにね」というような話をいくつか聞きました。
 しばらく、ニュースもろくに見ない生活をしていたので、本当にそのような発言があったのかどうか確かめようと調べてみたのですがネット上では見あたらないようです。
 でも、あまり世間の空気を読んでいない閣下や宗教関係者なら言うかもな、と思わせてくれる発言です。

 イランでよく聞くフレーズに、「シャーと共にバラキャト(神からの恩恵)も去ってしまった」というのがあります。実際、1979年の革命の頃から雨期に十分な降水がない年が増えているとのことですので、いろいろな意味を込めてそのように言う気持ちは分からないでもありません。
 農村部での調査に出ることが多いので、個人的には晴れていてくれた方が助かるのですが、もちろん、降るときにはきちんと降る方がずっと良いわけですから、これから少しでも降水量が取り戻せるように願わずにいられません。

 さて、明日は雪のテヘランの写真が撮れるのでしょうか。

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