イランという国で
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2010年 04月 24日 |
 調査のため、カスピ海岸方面へ出かけていました。あちらは例年に比べて雨が多いとかで、調査も途中で切り上げざるを得ませんでした。

 テヘランに戻る車中で同行の知人がこれから帰ると家族に電話をしています。聞くともなしに聞いていると、「結局、夜はみんな外で寝たのか?」と言っています。電話を終えてから、「昨日、テヘランは大変だったんだけど知っている?」とのこと。はて、なんのことやらと思ったら、「何でも大きな地震が来るからと言うので、テヘランの人がずいぶんとたくさん外で夜を明かしたらしいよ」と言います。「何それ?何時間も先のの地震の予知なんて、日本だってできないよ」と言ったところではたと気がつきました。
「それって、政府が発表した予報?それとも…」
「そう、うわさだよ」
「なんでまたそんな噂が」
「大統領がゴムのキャビール(荒野・砂漠)でミサイルの実験をするとかで、その影響で大地震になるって噂になって。以前に似たようなことがあったから」
 そんな噂が回っていたとは全く気がつきませんでした。調査に出る前に既に出ていたのか、調査に出てからだったのか。
「でも、そんな町が崩壊するような地震なんて、核実験をしたって無理じゃないかなあ。ゴムのキャビールなら、テヘランから100キロ以上離れているよねえ。揺れるかもしれないけど、でも、建物が倒壊するかなあ。というか、イランの建築物を信用していないのか」
「家族には、そんなことないから安心して家の中で寝るように言っておいたんだけどね。でも、本当に外で夜を明かした人もいるらしいよ」

 土曜日に大学で学生に聞いてみようとは思うのですが、大地震については「何月何日に起こる」と定期的に噂が出るようです。周期的に大地震に見舞われているというテヘランですが、前回の地震から既に次の地震が起こっても不思議ではない時期を過ぎているらしいので、何となく不安があるのかもしれません。
 日本も東海地震が近い将来起こると言われて久しいように思いますが、テヘランだけでなく日本での現住所も被害の予想される地域にある身としては、少しでも地震を先延ばしにしたいと思うのと同時に、被害をできるだけ少なくする努力が必要なのだろうなあと、地震予知も含む技術的な方面でもがんばってもらう必要があるのかもと思うのでした。

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