イランという国で
sarasaya.exblog.jp
  ブログトップ
困ったこと
2004年 12月 07日 |
 最近困っていること。

 ゴキブリの活動が活発になっていること。

 イランは天然ガスの埋蔵量に関して言うと、世界で二番目の埋蔵量を誇っているのだそうです。
 そしてこの豊富な地下資源は実は、石油と違って輸出がしにくいものなのだそうです。
 一番簡単で効率の良い方法がパイプラインによる輸出なのだそうですが、周辺諸国を眺め渡すと、仲が悪かったり、経済状態の問題でガスの輸入どころでないという国ばかりで輸出もままなりません。

 その有り余るガスを国内で消費しているのです。
 おかげで農村部はともかく、都市部においてはほとんどの家庭が何らかの形でガスの暖房を使っています。一泊300円くらいの安宿でも冷房はともかく暖房と温水シャワーはあるのですからすごい国です。

 ところが、この暖房のおかげで、秋になって活動が鈍っていたゴキブリたちが元気になってしまうのです。
 外から戻ってきて、部屋の中に彼らの死骸を見つけるのは嫌なものです。
 私のアパートは大家さんが春になると必ずアパートの内外に殺虫剤をまいてくれるのですが、この時期になるとそれも効果がなくなるのでしょうか。

 それにしても彼らは、どうして人目につかない場所で死んでくれないのでしょうか。




 ちなみに、ガスの輸出先の一つであるトルコ共和国は、代金をしょっちゅう踏み倒してはイランから送ガスを止められています。協議、一部代金支払い、送ガス再開、滞納、送ガス停止を何度繰り返しているのか、数え切れません。
 そして有望な輸出先となるであろうインドとは、間にインドと仲の悪いパキスタンを挟んでいるため、話は何度も出ているのですが未だに輸出は実現していません。海底パイプラインはどうだ?いや、それは経費がかかりすぎる。それよりはインドとパキスタンを仲直りさせろと、イランは懸命に両国の仲を取り持とうとしているところです。イランは世界で一番印パ関係改善に熱心な国に違いありません。
 アフガニスタン、パキスタンは経済的な問題からガスの輸入どころではないですし、イラクはイランから輸入する必要はないですし、こうしてみると、本当に輸出先がないことが分かります。もったいない話しです。
[PR]
by sarasayajp | 2004-12-07 02:32 | いろいろ |
<< 脱力感 ページトップ とかげ食うサウジアラビア人とい... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Yuzuki Skin by Sun&Moon