イランという国で
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投票箱
2009年 08月 24日 |
 アフガニスタンの大統領選挙も終了。
 アフガン人の知人によると、イラン国内での投票は特に問題はなかったようですが、アフガニスタン国内の地方によっては激しい投票妨害もあったとか。
 彼らの話によると、恐らく海外で報道されているよりは都市部の治安は悪くないと思うのだけど、地方では悪化しているところもあるとのこと。そのあたりはイランに関する海外の報道を見ていればなんとなく想像がつくところ。
 ある人によれば、前回の選挙は「選挙を行うことができる」ということに価値があったけど、今回は質が問われていたと思うとのこと。投票のための登録者の数が前回よりも増えたことは評価できるけど、妨害によって投票ができない人がいたのだとしたら、それは国民の意思を完全に反映したものではなくなってしまうのではないだろうかと心配していました。イランの大統領選挙後の混乱を見ているだけに、今後の成り行きが心配になってしまうようです。

 話は変わりますが、このアフガニスタンの大統領選挙の映像を見ていて気がついたのですが、投票箱がイランで使われていたものと同じでした。これ↓。

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 イランで選挙というと大抵この投票箱なのですが、見るたびに「プラスチック衣装ケースみたいだなあ」と思ってしまいます。もっとも、再生紙による紙の投票箱を使っている国もあるとのことですから、日本のようながっしりとした投票箱の方が珍しいのかしら、などとも思うのですがどうなのでしょうか。

 この投票箱は、テヘランのジャマラーンと呼ばれる地区にある投票所で撮ったものなのですが、ここはホメイニー師が晩年住んだ家の隣にあるホセイニーエ(宗教的な集会を開催するための施設)で、ホメイニー師が説教を行っていたという由緒ある場所であるため、地元の人だけではなく、有力者も多く投票に訪れます。
 今回もラフサンジャーニー師が投票開始時間と共に投票を行いました。その取材に行ったのですが、場所取りしながら投票までの時間を過ごしているのがイランの国営テレビに映っていたそうで、色々な人から「テレビで見たよ」と言われてしまったのでした。

 
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 投票するラフサンジャーニー師。相変わらずつやつやと色つやが良いが、今回の一連の騒動では影響力の低下が目立ったよう。

 日本でももうじき衆議院議員選挙です。国民が安心して暮らせる国とはどのような国なのか、目先の利益だけではなく、少し長い目で考えてみることも大切だよなあと思ったこの数ヶ月だったのでした。

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by sarasayajp | 2009-08-24 16:37 | いろいろ |
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