イランという国で
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テロと大統領選挙と
2009年 05月 30日 |
 バルーチェスターンの方でテロがあったとのこと。
 政府はいつも通り、アメリカの陰謀だと言い張っていますがどうなのでしょうか。

 どんな政治的主張をするのも構いません。しかし、テロという形で全く関係ない人を巻き込むことは許されないし、そういう形での主張は他の人々に広く受け入れられるものではないと思います。
 人々に広く受け入れられる主張であれば、79年の革命のように、政府にもどうにもできない動きとなるのではないでしょうか。(私は79年の革命はイスラーム革命だとは見なしていませんので、現政権がイスラーム革命により誕生したとは考えていません)

 現在、大統領選挙が行われています。
 97年にハータミー大統領が当選した時のことを覚えています。選挙前はイラン国内外のメディア全てが「ナーテグヌーリー有利」としており、イランの人々自身が「どうせ投票操作されてそうなるんだ」と考えていたようなのですが、それでも、投票所に詰めかけ、ハータミーに投票したのです。投票所から出てくる人々が、私にむかって口々に「君は誰に投票したんだい?え?自分?決まってるだろう。ハータミーさ!」と、明るい笑顔で話しかけてきていたのを覚えています。
 その結果が、投票操作どころではないハータミーの圧勝でした。
 確固たる地盤を持っていなかった故の力のなさで、国民が期待するほどの成果は上げられませんでしたが、人々のパワーを感じたのはあのときが最初でした。

 テロでなくとも、その主張が国民の大多数を納得させるものであるのなら人々を動かすことはできるのではないでしょうか。

 そんなことをつらつらと考えた休日だったのでした。

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by sarasayajp | 2009-05-30 05:12 | いろいろ |
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